2013年5月3日金曜日

【ミツバチ失踪】【食べ物の無駄なくし】 @42nd 京大TEDee




こんばんは!まっきーです。
昨日は京大吉田キャンパスで、42回目のTEDeeがありました。
今回も初めての方がたくさんいらっしゃり、総勢15人で充実したディスカッションができて楽しかったです^^



Tristram Stuart: The global food waste scandal




●動画の内容

スピーカーが、農家の規格外野菜やサンドウィッチに使われないパンの耳など、人が問題なく食せるものが大量に捨てられているという現状を、数々のデータや写真をまじえて紹介し、
それらを家畜の餌とすることで食べ残しの無駄をなくそうと訴えます。


●ディスカッション

まず、食べ物を無駄にしないように、普段からどのような工夫をしているかについて話し合いました。海外ではdoggy-bagがあったりして食べきれない分は持って帰ることができますが、日本ではそのような文化は食中毒の懸念等もあって根づいていません。
一番の近道は、必要以上のものは買わない、食べない、という意見が出ました。

次に、スピーチの内容を踏まえて、日本はどのように食糧危機の対策に貢献できるかを議論しました。
日本の食料自給率やTPPなど、横道にもそれましたが、ワンガリ・マータイさんのように「もったいない精神」を広めることこそ日本人の使命ともいえるのでは、という意見がでました。
また実際TEDの中では、中国でも粒粒辛苦に通じた、食べ物を大切にする考えがあることを学び興味深かったです。

また、世界規模では何ができるかについても話しました。
英語にlocavoreという言葉もあるように、ローカルフードを食べることに重きを置いている国から学べることは多いかと思います(カナダではこの傾向がアメリカよりも強いそうです)。
たとえば日本の道の駅的な場で地元野菜を売ることに関しては、住民のみでなく地元野菜と安さに惹かれた観光客の需要が高いと思います。「県庁おもてなし課」のように行政が民間と協力してプロモーションができれば尚良いのではないでしょうか^^




Noah Wilson-Rich: Every city needs healthy honey bees





●動画の内容

数年前、世界中で大量のハチが消えるという不思議な現象が起こりました。
原因はいまだに究明されていませんが、スピーカーは「ハチを危険にさらさぬよう、自分たちでハチを育てよう」と、都会でハチを育てることの魅力について語ります。


●ディスカッション

まず、なぜ数年前のハチ大失踪が起こったのかについて仮説を出し合いました。
不思議なことにハチは死体が全く見つかっておらず、文字通り「消えた」ので、理由を考えるのは容易ではありません。おそらく病気ではないのでしょう。
「ハチの脅威となる捕食者が登場したのではないか」という理由で落ち着きました。

次に実際ハチを自宅で育てたいか意見交換しました。
これに関しては消極的な意見が多かったです。そもそも蜂蜜を普段食卓で使わない人、ハチに刺された経験を持つ人など、「あえてうちでハチを飼うメリットがよくわからない」方が多いグループでした。笑

最後にハチを飼うことのメリットについて考えました。
一つ思いついたことは、ハチの需要が高い(and将来高まる)ためにハチ販売・レンタルは利益を見込めるビジネスになりうるのではないかということです。
農家さんでは受粉のためにハチを農協などから借りている、という話を聞いたことがあり、ハチの数が将来減少傾向にあるのであれば尚更ハチビジネスは花開くのではないでしょうか。




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