2013年12月22日日曜日

46th TEDee@Uji Merry Christmas!!

今回のTEDee@Ujiは長く激しい論争の種となっているサンタクロース問題について

と言いたかったのですがあいにくサンタクロースを語ってくれたTED Talkは見つけることはできなかったので、セコイアという巨木のお話です。
クリスマスツリーはもう用意しましたか?


地球上でもっとも巨大な生物である"セコイア"をご存じでしょうか
計り知れない程長い時を経て成長したセコイアの巨木は非常に特徴的で複雑な生態系を作り上げました。
今もなお解明されていないこの生物をめぐる不思議と問題、そして自然が与えてくれる楽しさを語っています。



今回のTEDeeは4人でのディスカッションでした。
主には個々人の自然との向き合い方、国や地域の差による自然との関わり方の違い・セコイアの不思議で独特な生き方に対する感想、について意見を交わしました。


その中でみんなが疑問に思ったこと...

セコイアの生態系を解き明かすことは一見実生活に役に立ちそうにはありません。
ではこのような研究を行うことの意義は?セコイアからどんな恩恵を受けれるのか?
  • "未知のもの"からものすごい発見が得られるかもしれない。
まだ知られていない微生物や有用な物質が見つかる可能性がある
"未知のもの"というのはどんどん減っている。そのためセコイアはほかと比べても可能性に満ちている
  • セコイアの特徴を利用した技術が生まれる
たとえば、セコイアは"Replication 複製"と呼ばれる成長の仕方をします。単に細い幹が枝分かれするのでなく、そっくりそのまま大きな幹が枝分かれし、そのまま大きく成長します。(詳しくは動画で!)これを農業に応用できたら農業の可能性がひろがるのでは??
  • 長い歴史を持つセコイアは"持続可能な社会"を作るヒントになるのでは?
セコイア的時間感覚から物事を考えると違った見え方が見えてくる?
  • 私たちの好奇心が満たされる
研究者だけでなくわたしたちも知らないものを知りたいし、不思議なものに興味があるはず。


などなど、とっても知的好奇心をくすぐられる動画・TEDeeでした




報告は以上です^^
研究ってなんのためにするの?という疑問は、大学にいる身としてちゃんと考えないといけないなあと思いながらディスカッションしていました。

最後には参加者それぞれのクリスマスの思い出についておしゃべりして終わりました。今年も幸せなクリスマスが過ごせますように!




Merry Christmas & Happy New Year!!
I hope YOU will join us in 2014!!

2014年も引き続きTEDee@Uji、行います!
新年はじめは1月7日に行う予定です!またFBで案内します(^^)






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2013年12月13日金曜日

45th TEDee@Uji 20代のみんなに伝えたいこと


みなさん、こんばんは。今週一週間お疲れ様です!    
今年の漢字は、「輪」ということでしたが、
TEDeeで英語を使って輪を広げませんか、というこ、と、で!!
木曜日に行われたTEDee@Ujiの様子を 下村 がお送りします!


通常は、京大宇治キャンパス横の おうばくプラザ で
ディスカッションを行っているのですが、
今回は場所が確保できなかったので
急遽京大の研究室にお邪魔しましたーっ!
普段は入れないので、探検できて楽しかったです◎

今回、私が選んだ動画は こちら。
テーマは、「20代のみんなに伝えたいこと」。


MEG JAY: Why 30 is not the new 20




臨床心理学者のスピーカーは、心理カウンセリングを通して最近の20代が
貴重な10年間を無駄に過ごしていると感じ、いかに30代になるまでのその10年間が
大事な時期であるか、を語っています。
彼女は私たち20代に対して 3つのアドバイス をしています。

Get some identity capital; do something that adds value to who you are.
(なにか自分を高めてくれるものを見つけなさい)

Use your weak ties.
(周りのゆるい繋がりを活かしなさい)

Pick your family.
(自分の将来のパートナー、家族をちゃんと選びなさい)

20代でこのことに真剣に向き合っているのといないのと、では
30代になった時の自分の周りの環境がまったく違ってくる、と言っています。

さらに、最後にこう締めくくっています。


“Don't be defined by what you didn't know or didn't do.
You're deciding your life right now.”
(知らないこと や しなかったこと に縛られないで。
  あなたは今まさに人生を決めているのです。)


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私たちのグループは、21歳、25歳、29歳 という3人メンバーであったため、
自分たちが持つ20代と30代に対する印象 に違いが見られたのが面白かったです。
でも、やはり30代になると、社会人として、そして親としての責任から
逃れることが出来ないため、スピーカーが言うように20代の10年間こそが
自分のやりたいことに挑戦できる絶好の時期 なのではないか、という結論に至りました。

さらに、結婚後そして自分の子供を持ったあとでも自分の夢を追い続けられるか、
ということに関しては、パートナーとの話し合いの重要性や
その時の自分のポジション、能力による、という話も出てきました。


もうひとつのグループでは、20代に全力を注いだか
スピーカーの主張に賛成か反対か についてディスカッションを行っていたようです。

カウンセリング患者の例として女の子を多く挙げていたり、
妊娠率のデータを使っているところからすると、
このプレゼンは特に 20代の女性 に向けてのメッセージなのかもしれません。


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社会人の方から受ける、

「20代の学生のうちに、
 やりたいことをやっておけ。」

というアドバイスは、もしかしたら

「20代という、戻りたくても
戻れない時間の使い方を考えろ。」

ということなのかもしれません。

忙しさを言い訳にせずに学生のうちに
がむしゃらにやりたいこと、やれることに挑戦していきたいなと思いました。



以上で報告を終わります!読んでいただきありがとうございました。

次回のTEDee@Uji開催日は決定次第、Facebookにてお知らせします。
今回来られなかった方も、また次回宇治でお会いしましょう :-)

初めての方も大歓迎なので、このブログを読んで参加してみたいと思われた方は是非!




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【無人飛行機で薬を】【デザインが新聞を変える】61st 京都TEDee



こんにちは。最近寒さが厳しいですね・・・まっきーです。
冬眠期到来のせいか、今回はいつもより少なめの7人でディスカッションを行いました。




動画の内容

発明家及び企業家であるRaptopoulos氏は、インフラが整備されていない地域での物資供給に注目し、薬などを載せることができる小型の無人飛行機(drone)を開発します。Droneを用いれば、低コストで悪天候の中でも辺鄙な地へ物資を運ぶことができるとのことです。

ディスカッションの内容

私たちのグループではまず、動画のdroneの効率性や性能について話し合いました。
講演の中では、いかにして長距離の飛行を操作するのか、どれほどの重さ・大きさの物資を輸送することができるのか、等といった点について詳しい説明がなく、それらが今後の課題になるのではと話し合いました。
また、今後同様の形態のdroneをその他の用途に使うことができるかについても議論し、様々なアイディアがでました。其々の課題を克服すれば、農作業においての農薬・化学肥料散布や、国境での不法移民の監視、試験会場での不法行為の監視等、用途は広そうです。
(因みに無人機についての他のTED Talksはこちらからご覧いただけます。
http://www.ted.com/talks/marc_goodman_a_vision_of_crimes_in_the_future.html




動画の内容
Utko氏は新聞デザイナーとして活躍されている方です。彼が新聞に写真やその他の視覚に訴えるものを意識した新聞をデザインした結果、講読数が劇的に伸びたという話をされます。

ディスカッションの内容
まず、デザインが講読数を伸ばすことができるかについて話し合いました。実際に題字や写真を観ることで新聞に惹かれた経験から、可能であることで一致しました。
しかし同時に、新聞の記事の情報の信頼性や充実度で講読するか否かを選ぶ人々には、それはあまり魅力的に映らないという意見もありました。

また新聞記事に要約は必要であるかも議論しました。実際に日経新聞の「経済教室」のコーナーでは三行ほどの箇条書きによる要約があり、実際に記事の全体像を把握しやすい構成になっています。またベストセラーの某滝本先生の著書も各章ごとにサマリーがあったり、アニメ好きの中ではにこにこ動画などで「忙しい人向けの・・・」といった投稿動画でアニメの全体像をつかみ、全エピソードを視聴すべきか判断することが可能です。これらを話し合ったうえで、要約は様々な形で行われており、長く複雑な新聞記事にも用いられるべきであるという結論となりました。

今回のTEDeeは以上です。来週の京大TEDeeは今年度最後の開催となりますので、奮ってご参加ください。


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2013年12月7日土曜日

【魚に恋する】【雲を見上げる】60th 京大TEDee



こんにちは!まっきーです。最近風邪をひいている方をよくお見かけしますが、体調にはくれぐれもお気を付けください。
今回は笑えてかつインフォーマティブな動画を扱いました。




動画の内容

ダンさんはニューヨークのシェフだそうで、美味しい魚を追求した結果、持続可能な環境で育つ養殖魚にたどり着きます。その養殖場は、自然のものと変わらない沼地で、そこで育つ魚を自然界のフラミンゴが食べることで魚が健康であることを測ることができ、魚は自然界にいるプランクトンを食べるため人がエサをやる必要がなく、また自然界での循環により水に不純物が含まれないため魚の皮は薄く美味であるとのことです。


●ディスカッションの内容

私たちのグループでは、まず講演で取り上げられたスペインの養殖地について話し合いました。話の限りでは「持続可能」なサイクルではありますが、自然界での漁との大きな違いが分からないような形態であることと、それゆえに魚を捕獲ことは難しそうであること、またこの養殖モデルを他の動物に応用することも考えにくいという結論に達しました。

また身体に優しい養殖という観点から、今後も有機栽培の需要はあるか、有機栽培の生産を増やすべきかという議論にも発展しました。とくに途上国での富裕層の台頭により有機栽培の需要は増えると考えられますが、同時に安くてある程度美味しい農薬入りの野菜なども手ごろであるためこちらの需要も増え続けるだろうという意見が出ました。また以前見たTEDでGMOは必ずしも人体に影響を与えるものではないという内容があったことも触れました。




●動画の内容

"Cloud Appreciation Society"の創設者であるギャビン氏がひたすら雲を語ります。「雲」は英語でも日本語でもネガティブなニュアンスを含むことわざやイディオムとして用いられてしまいますが、彼は次々と私たちがこれまでに見たこともないような美しい雲の画像を映し出し、日々の忙しい生活の中でも雲を見上げて時を忘れる"pointless activity"をすることの重要さを強調します。


●ディスカッションの内容

まず自然界の中で好きなものについて例を挙げていきました。広く視界の開けた平原や、海、夜空、雪の降る町、白鷺のいる川など、全員様々なものに自然美を見出していました。
次に「もし一日完全なフリー・デーがあれば何をするか」という話になりました。家でごろごろするなど何もしない人もいれば、外で運動や冒険をする人などがいた中で、「何をすれば良いかわからない」という意見もありました。そのような人々は必ずしもつまらぬ人というわけではなく、充実した週末の過ごし方を友人などから教わるチャンスになると議論が進みました。

また目的なく行う行為(pointless activity)によってもたらされるであろう「閃き」は自分が生み出すものなのか、それとも目的のない行為によって生み出されるものなのかという議論も行いました。
一説として、難問の数学問題を一晩寝かせたりお風呂に使ってから取り掛かると回答できたという経験から、自分の頭の中のアルゴリズムが置き換えられることで自分がひらめいているという意見があり説得的でした。また個人的には「アイディアは自分が生み出すのでなく、外的な何かが恵んでくれるものである」と話されたエリザベス・ギルバートさんの講演(http://www.ted.com/talks/elizabeth_gilbert_on_genius.html)を思い出していました。


今回の報告は以上です。最後までお読みいただき有難うございました。
今週末は意識を高く持って美味しい食を開拓する旅に出ます。
来週も京大TEDeeはありますので、facebookのイベントから気軽に参加申請していただけると嬉しいです!


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44th TEDee@Uji "How great leaders inspire action"

こんにちは
先週に引き続き、あきしばです。

12月ですね。Decemberはもともと「10番目の月」だそうですね
10番目でも12番目でもとにかく2013年は終わりに近づいてますが
みなさまいかがお過ごしでしょうか。

今回の動画は、個人的にとっても好きな動画です


ものごとはなかなか思うようにいきません。
たくさんの人・企業が失敗し競争に負けてしまいます。
しかしどういうわけか常に前に進み、成功し続ける人がいます。
一見、やっていることは同じでも、「何か」がちがう。
その「何か」からプレゼンターは"Golden Circle"という法則を見出しました。
apple, キング牧師, ライト兄弟といった大きな成功はすべてこの法則に従っていることを示し、優れたリーダーはどのようにして人を動かすか、私たちに教えてくれます。
人の行動・考え方は、内側から"why なぜ" "how どうやって" "what なに"というように外に向かって放射状に広がります。プレゼンターは話の中で繰り返し、中心の核である"why"が非常に重要なのだということを強調しています。


とても有名で人気の高いプレゼンテーションなので、見たことある方も多いと思います。(まだの方は、ぜひ!)
今回のTEDeeには8人の参加者がいたので4人ずつでディスカッションをしました。

私はこの春にこの動画に出会い、何度も繰り返し見て、このアイデアに非常に魅力を感じていたのですが、ほかの参加者は

「appleの成功の秘訣」などを掲げた話題は近年あふれていて、ただの人まねじゃないかなと感じたが、アイデアはうなずけたし面白かった
他人を動かすことの難しさを感じ、"なぜ"が大事なのはわかったけれど、このプレゼンテーションの結論が明確にはわからなかった。結局何をすればいいんだろう?

といった感想を持ったようでした。

今回はテーマを
Leadership
として、リーダーの条件や資質について話し合いました。
そして、この動画から得た学びはどう生かせるのか?という話になり、

・人にルールを守らせる時、"なぜ"そのルールがあるのか伝える
・研究計画・実験計画を立てるとき、常にゴールを念頭に置く
・集団で何かに取り組むとき、リーダーがどの方向に向かっているか明確に示すと、メンバーはただやるだけでなく自主的に考え、行動してくれる
・目標を中心に据えて考えると、物事がシンプルになる

など経験談を含めさまざまなアイデアがでました。

これらの基本的な考え方は"なぜ・目的"に焦点を当てるという単純なことですが、得られる結果は、

・人間関係を円滑にする
・研究の成果をあげる
・集団がまとまる、よりよい結果が得られる

といった広がりを持ったものです。
この"why"に焦点を当てようと意識することは
さまざまな場面に適用できるうえにそこから派生する影響は計り知れず、
非常に大きな可能性を持ったものなのだと感じ、わくわくしました。


よく知っている動画だからこそ、ほかの人の考えに触れることで新しいことを思いついたり、
気づかなかったことに気づいたり、いつもとは違った意味で新鮮なTEDeeでした。




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2013年12月2日月曜日

8th 朝TEDee@京大

こんにちは、栗原です。
最近冷え込みが厳しくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
寒い季節だからこそ、朝からディスカッションしてあったまる、そんな一日の始め方もありなのではないでしょうか。

それでは、今朝の朝TEDee@京大の模様をお伝えします。

今回は、3名で議論を深め合いました。
今回の動画はこちら。

マイケル・ノートン: 幸せを買う方法
 



動画の内容

 幸せは、お金で買えるのか、もし買えるならどうやって買えばいいのか、そんな問いに向き合ったものとなっています。
 スピーカーは、ある方法でお金を使えば幸福感を味わえる、と述べています。その方法とは、人のためにお金を使う、という「買い方」です。諸実験を通して、他人のためにお金を使う人は、自分のためにお金を使う人よりも幸福度数が高い、という結果が紹介されており、確かにその効果を実感できます。
 上記のように、「人のためにお金を使う」ということについて考えるきっかけを与えてくれる動画です。


ディスカッションの内容

 まずは、なぜ人のためにお金を使うことが幸せにつながるのかということを考えました。
 全体として、純粋な慈善によるものというよりはむしろ、何かしらの見返りを狙う意図によるものがあるのでは、という話になりました。
 出た意見の例を以下に挙げます。
  • 他人のためにお金を使うことで、その人との関係はより深いものになる。こうしたお金の使い方を通して人間関係をはぐくみたい、という意図があるのではないか。
  • 他人のためにお金を使っている自分に対して満足感を感じたいのではないか。言い換えれば、いい人を演じたいのではないか。

 たとえ、人のためにお金を使うことがいいことだとは頭でわかっていても、実行に移すのは難しいことです。そこで次に、どうすれば人々をやる気にさせられるのか、ということについて考えました。
 単に、人のためにお金を使うことの素晴らしさを説いても意味はありません。何か工夫、動機が必要です。それに際して出た考えを列挙します。
  • 実際に行っている人の姿を見てもらうだけでも十分いい動機になるのではないか。
  • 募金に関して言えば、きちんと行われている(横領がない)という保証はない。それ故に、自分のお金が無駄になってしまうかもしれない。だからこそ、そういった心配を払しょくするためにも、お金の使われ方をはっきりと提示すべきではないか。
  • 顔も知らない赤の他人のために募金をするのはハードルが高いかもしれない。まずは、身近の人のためにお金を使い、その人を喜ばせることから始めてもらうべきではないか。

 上記の議論以外にも次のような興味深い意見が出ました。
  • 「情けは人のためならず」という言葉がある。これを信じる人と信じない人、それが結局、他人のために使う人と自分のために使う人との分水嶺になるのではないか。
  • 情けはお金である必要はない。物のほうが喜ばれる時だってある。そういう意味では、何も考えずに人のためにお金を使っていては、意味がないかもしれない。

 結局、他人のためにお金を使うという行為自体よりもむしろ、そのうえで生まれるプロセス、具体的には、どうすれば喜んでもらえるかという思考回路や、その行為を通してどう自分は変われるのかというイメージこそが、幸せにつながっているのではないでしょうか。

 今回は以上です。 読んでいただきありがとうございました。





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2013年12月1日日曜日

43rd TEDee@Uji "the Walkable City"


はじめまして。先月から運営に携わらせていただいています。あきしばです
落ち葉の絨毯がとってもきれいな時期になりました。
もうすっかり寒くなってこれ以上防寒具が足せなくなり、この冬を越せるかとても不安です。

ではさっそく、先日行われたTEDee@Uji の様子をお伝えします。
動画は、こちら。

都市計画の専門家であるプレゼンターは、
アメリカが経済をより活発に、より健康に、そして持続可能な環境を実現するための方法として、"the walkable city 歩きやすい都市"を主張します。

経済、健康、そして環境の3つの観点からいかに"walkable city"が重要であるか論じています。
無秩序な郊外化は自動車社会を生み出しました。それがいかに経済・健康に影響を与えたか、いちはやく自動車脱却の取り組みを進めたオレゴン州ポートランドや肥満・ぜんそくの例を挙げてわかりやすく説明しています。
そして、環境問題の研究者たちがこれまでの田舎志向・自然回帰から、"人間は破壊するものだから、自然に近づかないのが一番"と考えを転換する現在の流れを紹介しています。

参考までに wikipedia: transportation in Portland, Oregon


そんな啓発的な演説を受けてのTEDeeでした。

------感想は?
自分の専門分野にかかわることで非常に面白かった
自動車の利用によって時間やお金を無駄にしていることに気づいた
すでに切っても切れない関係となってしまっている自動車社会、日本でこれを実現するには難しいのでは。

などなど参加者それぞれ思うところがあったようで、
これらを受けての今回のディスカッションテーマは
"the walkable city を日本で実現するには?"

今回の参加者は4人とも宇治キャンパスの学生だったため、
とっても身近な"宇治"について話し合いました。

-----宇治は都会か郊外か?
全員一致で郊外という結論に至りました。理由として、
・吉田キャンパスに比べて車で通勤通学している人が多い
・駐車場が広い
・電車ががらがら
・大型ショッピングセンターがある

-----なぜみんな車をつかいたがるの?
・でかける場所(飲食店やショッピングセンターなど)が点在している
・路線が少ない
・自転車を使うにしても道路が狭く自転車にとって走りにくい

door to doorの自動車をつかったほうが宇治では便利。
町が自動車に都合のいいように作られているんだなあと感じました。
じゃあ、どうすればみんな歩く、または自転車を使うようになるでしょうか?

1.自転車・歩行者専用道を作る
2.バス・トラムの設置

オランダを代表として、ヨーロッパは自転車先進国です。
その例に習って日本で実現する方法を探りました。

自転車シェアリング・迂回路などであえて自動車を不便にするなどのアイデアが出ました。
ただこれを実現するためにはお金がかかること、なにより日本には場所が足りない。あと都市が完成されてしまっている、などの問題があり、これから変化することはとても難しそうです。

最後にぽつりと出てきた「日本は自動車産業で勝負しているしなあ」
という意見が非常に印象的でした。単純には議論できない問題なんだなとはっとしました。

都会のど真ん中で日常を過ごす人、もっと田舎と呼ばれるところに住む人、
そんな環境の違ったひとの声も聴いてみたいなとおもいました。
今回のディスカッションは個々人の経験や普段考えていること・アイデアがたくさん出てきて非常に楽しかったです。


追記
今日久しぶりに三条堺町あたりを歩いていたらこんなものを。
自転車用のレーンのようです。前はなかったような..




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