2013年1月24日木曜日

22nd TEDee@Uji 男性らしさ/女性らしさとは

みなさんこんばんは。
新年一発目のブログ登場です。今年も宜しくお願いします。
TEDee@Uji担当の西村哲(あきら)です。

1月も後半に差しかかって、正月休みからはすでに復帰されていると思いますが、
前回のTEDee@Ujiブログ「新年の抱負について」はご覧いただけたでしょうか?
(こちらから見れます→http://kyototedee.blogspot.jp/2013/01/21st-teduji-200.html)

「一年の計は元旦にあり」ということで、

今年はもっと多くの方にTEDeeKyotoの活動に参加していただきたい
という思いで運営をしたいと考えています。

さて、22nd TEDee@Ujiのテーマは「男らしさ/女らしさとは」です。
ちょっと難しそうなテーマですが、早速動画の方にいってみましょう(*^^)v

Tony Porter: A call to men (男たちへの提言) 


【Content】
幼少期をニューヨークのスラム街で過ごしたスピーカーが、小さい頃に頭に植えつけられた「Man Box」について語ります。
その中身とは、「男は強くなければいけない。男は怒り以外の感情を表に出してはいけない。男は恐怖を感じてはいけない。女は男の所有物である。男は女よりも優れていなければならない。」という固定観念。
こうした男尊女卑の考えが、女性への暴力を助長するだけでなく、男性自身の行動、価値観を縛る原因の根底にあると強く提言します。
最後に動画の中で印象に残ったセリフを引用します。
  "God, if it would destroy him to be called a girl, what are we then teaching him about girls?"(女呼ばわりされたら生きていけないという男子に、どうしたら女子のことを教えていけるだろう?)

今日、gender freeの考えが浸透してきたとはいえ、男女間の身体的、精神的な違いはあります。
男性らしさ/女性らしさとは?そもそもこの考え方の何が問題なのでしょうか?
そうした点について、今回のセッションでは話してみました。

【Discussion】 for 45min
我々のグループでは、初めに動画の印象について考えをシェアしました。
彼の言うman boxからはギャングなどをイメージしてしまうため、ちょっと自分の考えとは異なるという意見も聞かれましたが、全ての方が、こうした男性らしさについてはあまり肯定的な考えをもっていませんでした。

男性/女性という言葉から何が思い浮かぶか?
次に男性/女性についての思い浮かぶ言葉は何かという質問に対して、参加者からは
男性:gentle strong logical sun etc...
女性:kind emotional cute moon etc...などの答えが出されました。
小学校時代の習い事で、男の子がサッカー教室に通う一方で、女の子はピアノ教室に通うというのが一般的だったという方からは、そうした親による育て方が男らしさ、女らしさを植えつける原因になるかもしれないという意見も聞かれました。

果たして、男らしさ/女らしさという分け方が存在して良いのか?
この質問に対しては、「男らしさ/女らしさ」という言葉が非常にあいまいな意味をもつにも関わらず、「もっと女の子らしくしなさい!」と躾けるときなどに簡単に使えてしまうことに問題があるのではないかという意見が聞かれました。
否定的なニュアンスや過度な意味を込めて使われることもありますが、男性、女性にしかできない役割がある以上、ある程度の「らしさ」は求められるべきだとも思います。

■仕事を続ける上での「男性らしさ/女性らしさ」について
欧米諸国では、当たり前のように行われている仕事に関する男女平等。最近では日本企業でも制度改革が進められ、男女が平等に働ける環境が整っていると言われています。
しかし現実はどうでしょうか。「考え方に根付いた社会構造を変化させるのは簡単ではない」という意見も聞かれ、「女性は家事を、男性は仕事を」という過去にこだわる考え方を持つ人もいまだに多数いるため、幅広く認められるにはもう少し時間がかかるのではと疑いの念を抱く方もいました。

【presentation】 for 10min
今回は7人の参加者がいたため、プレゼンでは一つのグループにまとめて、それぞれのグループの考えをシェアしました。
もう一つのグループでは、スピーカーが言及した犯罪について、性による違いを強要されるストレスから発生することもあるのではという意見が聞かれました。
本質的には男女がこうあるべきだという”man box”、"woman box"という分類も、大きな一つの”human box”の中で部屋の隅と隅にいるようなもので、共有できることがほとんどではないか」という興味深い意見も聞かれたようでした。

今回のディスカッションでは「男らしさ/女らしさ」について話しましたが、そもそもそういう意識を持ったことがなかったという方が多かったのも興味深かったです。
もともと存在しないのか、意識の相当奥深くに植えつけられているのか、どちらなんでしょうか。

今回のレポートはこの辺りで。
次回もお楽しみに(@^^)/~~~

P.S. 次回のTEDee@Ujiの開催は、諸々の運営上の都合から、2月の半ばになると思います(*_*)ご理解していただきますよう、宜しくお願い致します。

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2013年1月21日月曜日

25th 朝TEDee@Antenna Cafe丸太町

こんにちは、栗原です。今朝の朝活の模様を報告させていただきます。
今朝は5名によるディスカッションとなりました。

パティ・マース「第六感デバイス」



動画の内容

 MITで研究活動を行っているスピーカーが、新感覚の装置について説明・実演するものとなっています。
  この装置の正体は、小さなウェブカメラです。このカメラは、プレイヤー自身の体の動きや対象物などに反応して、周りの環境から素早く適切に情報を得ています。例えば、本やスーパーの製品などの基本情報を容易に得ることができます。目の前の人の情報すら知ることができるようです。
  スピーカーは、この装置は発展途上であるとしながらも、必ずや将来、人々の情報収集の大きな助けになる、と結論付けてプレゼンを締めくくっています。

 
ディスカッションではまず、その他のデバイス(iPad、ノートパソコンなど)との違いについて考えました。
 
 

他のデバイスとは違うのか?

 
 秀でている点について、以下のようなアイデアが出ました。
  ・より素早く大量に情報を得られる点
  ・首にかけるので、両手が使える点
  ・軽量である点
 確かにいろいろな面で多少すぐれている点は見当たるものの、これといった違いは思い当たりませんでした。

 そこで、逆に劣っている点を考えました。以下のような意見がありました。
  ・誰でも、人の情報をたやすく得られるため、プライバシーの問題がある点
  ・考える機会がかなり減り、機械への依存度が一気に増す点
 こちらは対照的に、致命的な違いがみられました。
 
 全体的には、より我々の依存度が増すような機械である、という点が特筆すべきだという結論になりました。第六感デバイスという名の通り、良くも悪くもわれわれの感覚の一部となるのがこの機械の特徴、ということでした。
 
 
そこで、以上を踏まえて、この装置は必要かどうかを考えました。
 
 
 
この装置は必要か?
 
 上での議論からもお分かり頂けると思いますが、特に必要ないという意見が圧倒的でした。
 ただその中でも、障害者にとって助けとなるのである意味必要だろう、という意見がありました。
 プレゼンでは具体的なプロモーションがなかった、という指摘がありましたが、それも、このデバイスに関してどこか腑に落ちない一因でしょう。
 
 
技術の発達を感じさせる一方で、機械への接し方についても再考させられる動画となりました。
 
 
 テスト期間が近く、生活が乱れがちになると思います。体調には十分お気を付け下さい。
 今回はこの辺で失礼します。
 
 

  

2013年1月17日木曜日

【デザインと機能性】祝!初おためしTEDee @京大

こんにちは。試験前で暗記パン的なものを切実に欲しているまっきーです。

今回は、【今学期最後】&なんと京大TEDee初の【お試しTEDee】でした!

テスト前にも関わらずお集まりいただき、ありがとうございました。
「TEDeeは初めて!」という方がたくさん来てくださり、本当にうれしかったです。
特に一回生が複数来てくださった!
カンフォーラでのご飯会も盛り上がりました。:)


今回扱った動画はこちら。




【スピーカー紹介】

John Hodgman氏は、有名なコメディアンらしいです。
wiki情報によればアップルPCのCMで大活躍したようで、youtubeにもたくさん挙がっています。




【動画内容】

ジョークが大半を占める、かなりTED動画の中ではユニークなものですが、要約すれば
最近のモノは、デザインを見ただけでは機能を想像できない」。

つまり、商品の見た目から推察できる機能性と、実際の機能性のギャップが著しいということです。
例えば、これ。

Q: これ何だと思いますか?



A: オレンジの絞り器。
でも分からない人からすれば、殺傷兵器にも見えてしまうわけです。

私は想像力がないので見当もつきませんでしたが、強いて言えば実験で使う三脚のアップブレードバージョンで、アルコールランプの火が絞り器の部分で大きくなるのかと思いました。
意味が分かりませんね。





【ディスカッション内容】

私たちのグループは、またまた色々と思考が飛びました。笑
まず、本来の商品の使われ方とは異なる使用がなされているものについて話しました。
iPhoneを重石代わりに使うこと(brickとも呼ばれているそうですね)が挙げられ、そこから話が多種多様な機能を持つ日本の携帯電話に発展。気が付けば顔文字やら意思伝達の話で盛り上がっていました。

顔文字がそもそもアジアでしか広まっていない理由として、「流通手段が限られているから」という意見のほかに「文化の違い」が挙げられました。
またSNSでの表現方法として、日本人は字をたくさん書く傾向があるのに対し、海外の人は写真を載せることを好む傾向がある気がします。これはプレゼンのパワポ資料等にも言えることかと思います。
どうしてでしょう。不思議ですね。

しかも「デザイン」から相当脱線してますね笑
勿論、デザインのお話もちゃんとしましたよ!
私たちがモノを使う時に、想定された使用方法の斜め上をいってしまうパターン(人がモノを驚かす)、モノが想定以上の機能を兼ね備えていたパターン(モノが人を驚かす)など、具体例を出しながら盛り上がっていました。

にしてもいいですね。
身近でリアルで具体的な話ほど盛り上がるような気がします(^O^) ←早速顔文字を使う


今学期の京大TEDeeは今回で多分おしまいです。
多分、というのは、2月の終わりにも一応TEDee @ 京大吉田キャンパスを

来週以降もアンテナや宇治などでTEDee活動があるので、ぜひそちらにもおいでください!

―――

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2013年1月10日木曜日

21st TED@Uji  200年計画は?

こんばんは!TED@Uji担当久保です。

明けましておめでとうございます!

今年最初のセッションでした(^o^)ゞ
参加者6名でした。

後ろの方に書くとわかりづらそうなので、ここで書いておきますが、
来週のTED@Ujiお休みです。
次回は1月24日(木)に開催する予定です。

さて、今日のディスカッションにいってみましょう!


今日の動画はこれ↓

Raghava KK: What’s your 200-year plan?




【動画内容】

(内容がわかりづらかったので、ディスカッションの後に日本語で参加者の中でまとめた意見を動画内容とします。大筋は以下のことが言いたかったと思われます。)

芸術家である話者が最も強調したいのは、人生においては創造性が最も重要である。

創造性によって、私達は私達らしくなることができ、将来のことを身近に引き寄せることができる。

200年後という長い年月先の計画を立て創造力と想像力を働かせることによって、

目先の物事における選択肢や目的が自分の意図する方向へ向かう手助けになる。

つまり、目先のことを見つめる場合は創造性がリミットされているが、長いスパンで物事を考えると

リミッターが外れ、自分らしい生き方ができることになる。



【ディスカッション】 for 40min

 3人×2グループでディスカッションしました。

我々のグループ
 みなさん、話者の意見がわかりづらいというのが第一印象でした。
話者が言及しているポイントを少し掘り下げていこうという感じで進めました。
話者のポイントは、

●忘れることが大切。
●私たちが時間の中を進んでいく、というよりは、時間が私たちに向かってくる。
●創造性が重要。
etc.

とくにこの3点について掘り下げました。


忘れることが大切とは?
・人生において思い出したくもない悪い出来事や嫌な思い出については覚えていたくない。
・人生には困難な出来事に出くわすものであるが、忘れることができるので心身ともに健康に過ごすことができる。

時間が私たちに向かってくるとは?
・「時が来た(come)」と言うように、時間は向かってくるものである。私たちが時間のスピードを進めたり遅らせたりできないことからもわかる様に、一定のスピードでやってくる時間の中で私たちはただ止まって立っているだけである。

創造性が重要とは?
・止まっている私たちができることは、向かってくる(come)時間のなかで好機がくるのをWaitしてtakeすることである。
創造性があれば、現在と未来をつなぐロープをたぐり寄せることにより未来を引きつけることができる。


「歴史や長期計画」、つまり「過去と未来」という話の流れから、こんな質問もしました。

あなたが今日(こんにち)していることは、あなたの子供や孫やそのもっと先の子孫にとって価値のあることですか?子々孫々、遺産とは何ですか?

・子々孫々と受け継ぐことができる典型例としてまず浮かぶのが、有形で価値のある「Money」、つまりガチの遺産。受け取った賞状や、自分が成し遂げたコトなどは、子孫にとっては塵にも満たないだろう。What to achieveではなくHow to achieveを伝えていくことが、価値あるものを継承することではないだろうか。コト・モノではなくプロセス。たとえば人生における様々な困難を乗り切る方法が伝承されていれば、それが価値のある情報や教訓となる。


【プレゼン】 for 10min

 もう一つのグループ
同様の内容について話したのに加えて、2013年の計画についても議論したようでした。
就活の成功や、論文を2本書く、実験で良い結果を出す、などなど。
身近な計画も大切です。


さて、みなさんは今年一年を自分らしく、自分の思う方向へ自身をガイドすることができるでしょうか??果たして創造と想像が役立つのでしょうか??



読んでいただき有難うございました (’◇’;ゞ


冒頭にも書きましたが、来週のTED@Ujiお休みです。
次回は1月24日(木)に開催する予定です。

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2013年1月9日水曜日

【なぜキャリア形成を失敗するか】39th TEDee @Kyoto Univ.




こんにちは!京大のwi-fiの弱さに狼狽えるまっきーです。


今回のTEDee京大では、「なぜキャリア形成を失敗するか」という、かなり深刻なトピックを扱いました。笑




You are afraid to pursue your passion.  You're afraid to try, you're afraid to fail.
And that's why you're not going to have a great carrier, unless... UNLESS.


【スピーカー紹介】
Larry Smith は、カナダ・ウォータールー大学で経済を専門とする教授です。ウィキペディアを見る限り、この方の講義は非常に人気があるようです。
起業精神を語って生徒を鼓舞し、あのBlack Berryをつくる Research In Motionの企業のアドバイスも経験したそうです。


【動画の内容】
3タイプの「情熱を追求できない人」について、Larry Smithが斬ります。

一つ目のタイプは「自分の情熱を追求することを諦めている人」。
具体的には「いい仕事に就ける人は才能があるか、運がいい人だ」と決めつける人が挙げられます。
また過度に自信を備える人も、職業選択の際に失敗すると言います。

二つ目のタイプは「情熱がない人」。
スピーカーは「興味≠情熱」の公式を誇張しつつ、努力をしても情熱がなければ報われないことを主張します。

3つ目のタイプは「臆病者」。
これはよくあるパターンだそうで、個人的にも耳が痛いような…。
つまり自分の情熱を追求する姿勢を貫くリスクをとる勇気がなく、失敗を恐れて、情熱すら捨ててしまう人です。

ラリー氏は、情熱を追求する一途な姿勢を通すことで、キャリア失敗から逃れることが可能であると締めくくります。


【ディスカッションの内容】

興味と情熱の違いとは?
 さほど違わないのではないか。
 情熱は常に追求すべきものなのか。
 情熱をキャリアにするか、趣味にとどめるかの選択は以下にしてすべきか。

失敗を恐れる人はみな臆病者か?
 リスクを考慮し現実主義的な意思決定をする者は、必ずしも「臆病者」ではないのではないか。

「Great Carrier」とは何か?
 社会的地位の高い仕事か。収入の多い仕事か。自分の熱意が持続する仕事か。
 やりがいのある仕事か。以上全てのバランスが良い仕事か。
 それとも自分しかできないような仕事か。

・・・とまあ、相変わらず結論のないスパイラルに身を置いてしまったようなディスカッションでした。笑

個人的には、結局情熱と興味の線引きの仕方が分かりませんでした。
興味は思い入れを少し強くすれば情熱にいつでもなりうるものだと思っているので、
Great Carrierは必ずしも一つではなく、リスク等全ての要素を鑑みて仕事を決めればいいと思っているので、そもそもの「失敗を恐れるものは臆病者」という定理がひっかかっていました。

スピーカーは起業家精神が強い人なので、リスクは考慮に入れないんでしょうね。おそらく・・・?


【おわりに…】

来週の京大TEDeeは【おためしTEDee】をやります!実は京大では初の試みです!
コメディアンによる短くてわかりやすくて面白い動画を使いますので、ぜひお越しください!
参加表明はこちらからお願いします:)
http://www.facebook.com/events/471951532868229/

お試しTEDee@アンテナカフェ丸太町

こんにちは!
ブログを書くのが3か月ぶりぐらいで焦ってる修造です。

今回はアンテナカフェ丸太町に参加者が10人以上集まってくれました。

使用した動画は以下の2つです。

<マルチタスクせず、モノタスクしてみよう>


<動画内容>
みなさん複数の違う仕事を一度にしようとして失敗していませんか?現代社会はスマートフォンに代表されるようなマルチタスク社会になりつつあります。しかし、別にマルチタスクしなくてもいいじゃないかというのが講演者の発想です。
マルチタスクからモノタスクへ移行したらもっといろいろなものがきっと見えてきますよ。
そういうお話でした。

<ディスカッション内容>
どうやらマルチタスクできる人間は全体の2%しかいないらしいですね。しかしテレビを見ながら漫画を読み、メールを打つぐらいなら余裕でできる!というような人もいるみたいです。そこからみんなが一番モノタスク、要は集中できる場所や時間を言ってみました。
一人(私)以外はみんな朝は苦手みたいでした。僕は朝の自分の部屋が一番集中できるのですが、夕方の図書館や真夜中あたりにピークを迎える人も少なからずいるようです。


次の動画は「聴くこと」についてです。



<動画内容>
みなさん、人の話しっかり聴けてますか?友達、家族、恋人、教授、上司、部下などなど
人間のインプットの60%は聴覚からの情報です。しかし実際に脳が処理するのはたったの25%。つまり聴いていることのほとんどは右から左へ抜けて行ってしまうのです。
これではあまりにもったいないし、他人の話を聴かないことが多くの紛争の原因にもなっています。
しかし、現実問題として今の世界は騒々しすぎるのです。メディアやSNSが情報と音波の集中砲火をあびせてくるのでたまったものではありません。
そこで、もう一度「聴く力」を取り戻すためには、
「静寂を一日にせめて3分でも確保する」
「耳に入ってくる音が、実際何種類の音のミックスなのかを聞いてみる」
「日常のありふれた音を楽しんで聞いてみる」
などの方法があります。

<ディスカッション内容>
ではみんなの状況を聞いてみました。
A「騒々しいっていうのにな二つ意味があると思う。音の数、たとえば喋ってる人の多い駅とか。もう一つは音量。鉄橋の下とかは轟音だけど音の種類はほぼ一つしかないよね。」
B「確かに。逆に静かなところといえば神社とかお寺とか、図書館とか田舎が静かよね。」
C「つまり人が多ければ多いほどうるさくなる。でも図書館みたいな例もあるからね。」
A「じゃあみんな、自分が聞き上手だと思う人?」
~ シーン ~
A「わ、分かった。僕がしゃべりすぎなんですね。」
B「私は自分の意見を押すのが得意じゃないので、むしろ人の話を聞くことが多いかな。」

<筆者コメント>

ここまで読んでいただきありがとうございました。
長期海外活動でしばらくTEDeeをお休みしていましたが12月末から復活しています。これからもTEDeeを活発にしていきたいなと思っております。

2013年1月7日月曜日

24th 朝TEDee@Antenna Cafe 丸太町




あけましておめでとうございます。

今年の第1回目となりました、今朝の朝活の模様を、栗原がお伝えします。

今朝の参加者は8名で、2グループでのディスカッションとなりました。

 

アドーラ・スヴィタク 大人は子供から何を学べるか

 

動画の内容

子供であるスピーカーが、子どもならではの視点から、大人と子供の在り方について考察するものとなっています。

子供は、現実にとらわれないため、大人にはない独創的なアイデアを生み出すことが出来ます。そして、このアイデアから大人も多くを学ぶことが出来ます。

しかし、大人は子供のアイデアを過小評価し、「子供っぽい」という言葉で片付けがちであるという現実があります。

そこでスピーカーは、大人は子供を信頼し、彼らから多くを学ぶべきだとしており、また同時に、このような大人の姿勢こそ、次代のリーダーを育てる良策であると結論づけています。


以下ディスカッションとプレゼンテーションの内容を合わせてお伝えします。

ディスカッションはスピーカーへの賛否からスタートしました。


賛成か反対か?

メンバー全員がスピーカーの意見に基本的に賛成する一方で、細かい点に関しては疑問点が多く浮上しました。

疑問点は主に以下のようなものです。

大人は実際にどうやって子供から学べばいいのかということなどの詳細がないし、説得性に欠けるでしょ!

スピーカーのアイデアはもっともだけど、実現は難しいんじゃ?

単なるopinionに過ぎないよね。

 

そこで、このような疑問点の解決の一助にと、スピーカーはこのプレゼンを通して、どのレベルのことを要求しているのかということについて話し合いました。

 

スピーカーの真意とは?

前述のとおり、スピーカーのアイデアを体現するような制度を作ることは現実的に困難です。だから、スピーカーは大人に、旧来の制度を変えてまでしてスピーカーのアイデアに沿った制度を作ってもらうことよりも、単に大人自身の子供に対する態度を再考してもらうことに重点を置いているのではないかという結論に至りました。

確かにこう考えれば、前述の疑問点もある程度は解決されます。

 

自分自身の態度を再考すれば終わり、では納得がいかないので最後に、子供が創造性を生かすために、大人はどうすればいいのかということについて考えました。

 

どうすれば子供の創造性を生かせるのか?

子供は教室内で算数などを学んでいるが、それだけでは不十分であり、彼らが教室を飛び出して社会に直に触れる機会を提供することが重要だ、という意見が多かったです。

また、シャッター街の再起のために子供の意見を取り入れている自治体もあるらしく、すでに一定の取り組みがなされているのだと思いました。

 

アンネ・フランクの例が示すように、子供の力は時に世界を大きく変えます。否定的なことであふれかえっている今の世界において、カギを握るのは子供かもしれない。そんなことを思わされる動画となりました。

 

毎日寒く、風邪なども流行っていますので、体調には十分お気を付けください。

では失礼します。

 

今後の予定(ぜひどうぞ)

1/8 Tue

 お試しTEDee@アンテナカフェ丸太町

 Topic | Which is more better Multitasking or Mono tasking?


1/9Wed

 38th TEDee@Kyoto Univ.

 Topic | Why you will fail to have a great career (あなたに夢見る仕事ができないわけ)


1/10 (Thu)

 21st TEDee@Uji

 Topic | Whats your 200-year plan?(あなたの2013年の計画は?)