2013年1月9日水曜日

【なぜキャリア形成を失敗するか】39th TEDee @Kyoto Univ.




こんにちは!京大のwi-fiの弱さに狼狽えるまっきーです。


今回のTEDee京大では、「なぜキャリア形成を失敗するか」という、かなり深刻なトピックを扱いました。笑




You are afraid to pursue your passion.  You're afraid to try, you're afraid to fail.
And that's why you're not going to have a great carrier, unless... UNLESS.


【スピーカー紹介】
Larry Smith は、カナダ・ウォータールー大学で経済を専門とする教授です。ウィキペディアを見る限り、この方の講義は非常に人気があるようです。
起業精神を語って生徒を鼓舞し、あのBlack Berryをつくる Research In Motionの企業のアドバイスも経験したそうです。


【動画の内容】
3タイプの「情熱を追求できない人」について、Larry Smithが斬ります。

一つ目のタイプは「自分の情熱を追求することを諦めている人」。
具体的には「いい仕事に就ける人は才能があるか、運がいい人だ」と決めつける人が挙げられます。
また過度に自信を備える人も、職業選択の際に失敗すると言います。

二つ目のタイプは「情熱がない人」。
スピーカーは「興味≠情熱」の公式を誇張しつつ、努力をしても情熱がなければ報われないことを主張します。

3つ目のタイプは「臆病者」。
これはよくあるパターンだそうで、個人的にも耳が痛いような…。
つまり自分の情熱を追求する姿勢を貫くリスクをとる勇気がなく、失敗を恐れて、情熱すら捨ててしまう人です。

ラリー氏は、情熱を追求する一途な姿勢を通すことで、キャリア失敗から逃れることが可能であると締めくくります。


【ディスカッションの内容】

興味と情熱の違いとは?
 さほど違わないのではないか。
 情熱は常に追求すべきものなのか。
 情熱をキャリアにするか、趣味にとどめるかの選択は以下にしてすべきか。

失敗を恐れる人はみな臆病者か?
 リスクを考慮し現実主義的な意思決定をする者は、必ずしも「臆病者」ではないのではないか。

「Great Carrier」とは何か?
 社会的地位の高い仕事か。収入の多い仕事か。自分の熱意が持続する仕事か。
 やりがいのある仕事か。以上全てのバランスが良い仕事か。
 それとも自分しかできないような仕事か。

・・・とまあ、相変わらず結論のないスパイラルに身を置いてしまったようなディスカッションでした。笑

個人的には、結局情熱と興味の線引きの仕方が分かりませんでした。
興味は思い入れを少し強くすれば情熱にいつでもなりうるものだと思っているので、
Great Carrierは必ずしも一つではなく、リスク等全ての要素を鑑みて仕事を決めればいいと思っているので、そもそもの「失敗を恐れるものは臆病者」という定理がひっかかっていました。

スピーカーは起業家精神が強い人なので、リスクは考慮に入れないんでしょうね。おそらく・・・?


【おわりに…】

来週の京大TEDeeは【おためしTEDee】をやります!実は京大では初の試みです!
コメディアンによる短くてわかりやすくて面白い動画を使いますので、ぜひお越しください!
参加表明はこちらからお願いします:)
http://www.facebook.com/events/471951532868229/

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