2013年5月31日金曜日

32nd TEDee@Uji 良い教育に必要なこと

こんにちは。
ご無沙汰してました!
TEDee@Uji担当の西村です。
今週から梅雨入りしちゃったんでしょうか…
早くも少しうんざりしています。雨の日の楽しみ方があったら教えてください(@_@)
さてさて、それでは気を取り直して32nd TEDee@Ujiの様子を早速お伝えしていきましょう(*^^)v

先週はお休みしてしまいましたが、今週は7人の参加者が来てくれました。

今回の動画はこちらです!テーマは「教育」について!


Rita Pierson: Every kid needs a champion




【大まかな内容】
このスピーカーの仕事は”教師”です。しかもその道40年のベテランです。
実の親も、その親も教師という筋金入りの教育者一家で、多くの生徒に慕われる親の背中を見て育ったスピーカーが、教師という仕事に誇りをもつことは当然の流れであったのだと思います。
教育に関するあらゆる議論が起こってきた中で、これまで真剣に話されてこなかったテーマとして、「人間関係」があるとスピーカーは言います。例えば、教師が絶対に正しいわけではないのだから、間違ったときには素直に謝る姿勢を持つことも大事である。また、お互いを理解する姿勢を持つことが最も大事であり、同時にそれこそが最も大変な仕事であると訴えます。
「教師も生徒も同じ人間であるのだから、たとえ教育の場面であっても、好きな生徒、嫌いな生徒がいるのは仕方ない。ただ、そこで生徒に悟らせないのが真の教師である」と、教師はときに演じなければいけない場面もあると言います。

最後の一言が非常に印象的です。
We’re Educators. We're born to make a difference.
私たちは教育者です。(生徒たちの)変化を生みだすためにこの仕事に就いているのです。

まぁ。見ての通りですが(笑)、
このおばちゃん先生のスピーチ、すんごいパワフルです(@_@)
本当にオススメなのでぜひぜひ見てみてください!

【Discussion】 for 30min

今回は2グループに分かれてディスカッションをしました。
我々のグループでは、いつものように動画の印象について話し合いました。

・先生が熱意をもって教育すれば、その熱意は生徒に伝わると感じた。
・幼少時代に関わる親以外の唯一の大人が「教師」であり、その影響は非常に大きいと感じた。生徒に対して一貫した姿勢で臨むことが重要であると感じた。
・(スピーカーが落ちこぼれクラスで毎日「自分たちは他の学生の手本とならなければならないんだ」と唱えさせたことで、やる気にさせたエピソードを踏まえ) 生徒に自尊心を与えるのは大切なことだと感じた。
・(スピーカーが生徒の成績を好意的に解釈し、ほめてあげていたことを踏まえ)、ほめることが生徒にやる気を与えると感じた。

などの感想が出ました。ほめられたり、自分はやればできるという自信を与えることが、どれほど大切な支えになるか、改めて考えさせられました。

そこでこうした感想を踏まえつつ、スピーカーが挙げていた良好な人間関係を築く上でも
「よき教育者に求められる姿勢とはどのようなものか」についてディスカッションしました。
それぞれの方の意見を抜粋します。

*生徒と”平等”に接する姿勢
スピーカーが言っていたように、人の好き嫌いはどうしてもあるが、それを理由に生徒への接し方を変えるのはいけない。もし叱るんであれば、「なぜ」をきちんと伝える姿勢が大事になるはず。

*叱ることの大切さ
小学校時代に、勉強で怒られた経験があり、それからきちんと勉強することの重要性に気付けたという話から、ほめるだけでなく、時には厳しく叱ることで強制することも必要であるという意見でした。

*励ますこと、支えること
生徒が失敗したり、苦手なことがあったときにどのようにフォローするのかが教師の良さにつながるという意見。生徒の良いところを見つけ、それをうまく伸ばすようにあげること、またそれを伝えてあげることで、生徒を励まし、モチベーションの向上につなげてあげる気配りが必要。

また、良い人間関係を築く上でのこうした心配りは、そのまま日々の生活の中でも生かしていけるはずという意見で締めくくられました。


【Presentation and Q&A】 for 30min
今回も恒例のプレゼンができました~(*^^)v

もう一つのグループのプレゼンでは、以下のような話し合いがなされたようです。

1.教えること=演じること
教師が演じることには良い面も悪い面もある。悪い面はそれがウソにつながること。

2.先進国の幸せ vs 発展途上国の幸せ
教育の最終目標は自立して幸せになれる人間にすること。とすれば、「幸せ」に対する価値観が住む地域や環境によっても異なるはず。何を教えることがその生徒にとって良いのかは非常に難しい。

3.教師の仕事はあくまで教えること
それ以上の仕事をする必要は必ずしもないのでは?

このプレゼンに対して、
2に対し。。
その上でも最低限の指導は必要。社会に出ていく上で、人間関係は避けられず、お互いにとって生きやすい環境とはどういうものかを教える場が学校であるべき。
3に対し。。
教えるためには、生徒がきちんと聞いてくれることが必要。誰が嫌いな先生の授業に真面目に聞くのか。やはり、先生は魅力的で面白い方が良いのではないか。また、結果としてそれが教えやすさにもつながるはず。

などの意見が出て、Q&Aの時間は大変盛り上がりました(^O^)/
教育に対する考え方は人それぞれ様々なんだなってのが改めて実感できました。
あんなパワフルなおばさんに「あんたはやればできる」なんて言ってもらえたら、勝手に自信が湧いてでてきそうって感じるのは僕だけでしょうか?笑

長くなりましたが、読んでくださり有り難うございます。
今回はこの辺で(@^^)/~~~

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2013年5月30日木曜日

【カモが屍を…】【教育者へのフィードバック】@45th京大TEDee



こんにちは。まっきーです。
今日は45回目のTEDeeでした。高校生の方から常連さんまで来ていただき、わいわいディスカッションしてきました。




●動画の内容

ビルゲイツです。スピーカー紹介は省きます。笑
学校の教師は、フィードバックを受けることで授業内容を高めるべき、というお話です。
ビルゲイツ自身は、数多くの先進国がフィードバック制度を導入している中で、アメリカが導入していないことに問題意識を持っているようです。
個人的に、パワポ含め非常にシンプルなプレゼンなので、とても好きです。


●ディスカッションの内容

私たちのグループでは、まずフィードバック制度が出身高校で実際にあったかどうかを話し合いました。教育実習生へのアンケート回答以外はなかったみたいです。ただ、年配の先生が年下の先生に指導するような学校があったとのことです。

また、大学でフィードバック制度を導入した場合、どうなるかも話しました
(実際一般教養の語学科目や私の所属する学部で一応存在しますが、実際どのように運用されているのかよくわかりません)。
専門科目で導入した場合、教授が研究のための貴重な時間を教育へ割くこととなり、かなり混乱が生じるのではないかという意見が出ました。
しかし出席が求められない授業については、授業に行きたい人のみ参加すればよいため、フィードバックがそもそも必要なのかどうかもあやしくなってしまいました。





●動画の内容

スピーカーはカモのとある現象を目撃し、それについて書いた論文でイグ・ノーベル賞を受賞した方です(因みにイグ・ノーベル賞は、ある興味深い研究テーマについて初めて人を笑わせ、人々を科学に惹き込んだ人に与えられる賞です)。
その現象というのは、同性に対するネクロフィリアです。
いまだに理由は分かっていないようですが、死後時間がたっておらず、ドラマティックに死んだ動物に対して行われることだそうです。


●ディスカッション

まずなぜネクロフィリアをしたのかについてアイディアを出し合いました。
ただ、オスがオスに対してしたことなので、性欲を満たそうとしたわけでもなさそうで良くわかりませんでした…。一つ出た案は、フェロモンの分泌がなくなったために、同性であることに特に何も問題を抱かなかったのではという意見がありました。

次に人間の同性愛についても話し合いました。
海外や学校での生活で同性愛者に会ったことなどを踏まえ、実際に日本で同性での結婚が合法化されるとどうなるかについて考えた結果、日本人はあからさまな差別はしないが、学校のいじめのように距離を置くような社会になるのではないか、という意見が出ました。



来週の京大TEDeeは、運営者が出張に行ってしまうのでお休みです。
他のイベントは来週も開催予定なので、そちらへご参加頂けると嬉しいです!

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2013年5月23日木曜日

3rd TEDee@脳ジム

こんにちは!脳ジム担当榎本です!

TEDee@脳ジムも毎回新規の方を迎えて少しずつ盛り上がりを見せてます。

さて今回の動画はこちら

リーダーシップについてです。短い動画ながらプレゼンテーターの話す速度が速いのでなかなかのボリュームかと思います。人に影響を与えて人生をいい方向に導くことも一種のリーダーシップといった内容です。

主に話された議題は「今回の動画の印象」「リーダシップとはそもそも何なのか」「どんなリーダになりたいもしくはついていきたい」「リーダーシップを育てるには」

リーダーシップについては人それぞれ意見が違いました。組織をマネジメント出来る、カリスマ性があるなどなど。どんなリーダーになりたいかという問いに対してリーダーではなく、リーダーをサポートする側になりたいという方や現在のアルバイトの経験からリーダーについて話す方がいました。やはり人それぞれ考えが違い、その違いを知ることできるのがディスカッションのいい点だと思います。


次の動画はこちら

グーグルやヤフーの検索結果には国によって違いがでるといった情報に対するフィルターについてのプレゼンテーションです。情報社会となった現代社会において何が本当なのか、自分の得ている情報がほかの人が得ている情報と差異がないのか考える必要がありますね。

議題は「どのようにして正しい情報を得るか」「TVとインターネットの比較」「どの手段が情報を得る手段として有効か」などが挙がりました。
多くの人はインターネットを使っています。しかし、情報を得る手段を一つにしてしまうと情報の比較ができないため考えに偏りがでます。一つのグループの結論として一番の情報を得る手段は「実際に人から得ること」となりました。そしてインターネットは実際に会えない距離にいる場合にスカイプなどを使ってコミュニケーションをとる手段として使うことが有効なのではないかという話になりました。
皆さんは普段、どのようにして情報を得ていますか?この動画を見て考えるきっかけにされてはどうでしょうか。



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TEDee@脳ジムは毎週火曜日に開催しています。四条駅から徒歩数分という素晴らしい立地と整えられた設備の中でディスカッションを行っています。参加は無料です。ぜひ日ごろの英語の勉強のために参加してください。
また、TEDeeの運営メンバーを募集しています!!!!各会場の運営メンバーに声をかけてください^^



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44th TEDee@京大

こんにちは!久しぶりにブログを書く代表の谷です。

今回のTEDee@京大は一回生を含む参加者13名で3グループに分かれてディスカッションしました。

さて、今回使用した動画です。



<動画の紹介>
音楽は演奏するのに最適な空間がある。モーツァルトなら宮殿の中規模の部屋、バッハなら反響の大きい聖堂、マーラーなら大規模なコンサートホール、などなど。しかしこれは偶然ではなく、作曲家は演奏される空間を自然に意識して作曲しているのである。録音が発達した20世紀からは、作曲家はオーディオやiPodという新しい空間を意識して作曲するようになった。

<ディスカッションの内容>
私たちのグループでは、録音とライブのどちらを好んで聴くか?という問いから始まり、長所短所を挙げていきました。

ライブ・コンサート:聴覚的感覚だけでなくビジュアルでも感じられるし、雰囲気やその出来事の強烈な印象・記憶も大切。ただし移動もできないし、いつでも聴けるわけではない。

録音:名演とされる演奏も選べ、何回でも聞き直せるし聞きながら移動もできる。(電車でwalkmanを聴くなど) そのかわり一回一回の印象は薄いし、BGM感覚でしかない場合が多い。

そこから「未来の音楽環境を想像しよう」という話になりました。
未来の人は音楽をどういう環境で聴くのか・聴きたいか。出てきた例では「全てがワイヤレスになり、イヤホンが絡まったりしない」、「あらゆる作曲家や演奏家の録音がアーカイブ化される」、「家自体が演奏空間になる」などがありました。



では次の動画です。



<動画の紹介>
フンコロガシは実はかしこい?様々な実験を通して、フンコロガシは太陽の位置を見ながら糞のボールを一直線に転がして行ける、太陽が沈んだ後も人間には見えない空の軸線を基準にして転がしていく。
どうしてそこまでして転がすのか、フンコロガシだけなのか?

<ディスカッションの内容>
   *私たちの議論はかなり暴走しました。
まず、知能を持つと言える生き物を挙げていきました。人間、チンパンジー、イルカ、犬、猫、カラス...

ではそれ以外の生き物は? 昆虫、魚、ハト(空を飛べるのに車に轢かれたりする残念な鳥)、バクテリア...
「それを考えるには知能の定義が要るね」→「知能とはおそらく経験を積み、経験から反省して学習行動をすることだろう」
「ではフンコロガシは経験をすることはできても知能を持つことはできないんだね。」

「知能でいえば人間が最高レベルなのは間違いないけど、人間以上の知能をもつ生き物が現れたとしたら、人間はその生き物の考えてることを理解できるだろうか?」
近例:一般的な人間は犬より知能が高い。では犬は人間の考えていることを理解できるか?
   :学生は自分より経験も知識も豊富な教授の思考を理解できるか?

そこからさらに発展していって、知能の頂点「マクスウェルの悪魔」(量子力学上の概念。地球上のすべての原子の位置や行動を知る存在があれば、その存在は未来を確定的に予想できるかという命題)の話になりました。

結論として、検証問題(一つ以上の物体の状態を同時に見ることは不可能であるという量子力学上の理論)から、未来を確実に予想することは不可能であるという話でした。

フンコロガシから量子力学へ。自由ディスカッションの醍醐味を味わいました。笑



以上が今回の内容でした。最後まで読んでいただきありがとうございました!

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2013年5月22日水曜日

28th 朝TEDee@アンテナカフェ丸太町

 こんにちは、ここ2日間で3度TEDeeに参加している栗原です。今朝の朝TEDeeについて報告させていただきます。

 今回は、5人で1テーブルを囲んで行われました。

 扱いました動画はこちら。


 "What we're learning from 5,000 brains"




動画の内容

 現代の科学技術によって、脳のメカニズムは少しずつ解明されてきています。そして、そういった技術の代表的なものとして、fMRIがあります。これは、外部から磁場を加えることによって生じる現象を画像化して、脳についての情報を得る機械で、外科的処理が必要ないという点で非常に魅力的なものです。本動画はこのfMRIに焦点を当てたものとなっています。


ディスカッション内容

 ディスカッションでは、fMRIの長所短所について考えました。この機械が優れているのは自明なので、短所に重きを置いて、話し合いました。

 まずは長所から。以下のような意見が出ました。
 ・障害を抱えていて自分の想いを伝えられない人の気持ちを汲み取ることができる
 ・犯人の心情を知り、事件の手掛かりを得られる

 短所については以下のような意見が出ました。
 ・お金、時間がかかりすぎる
 ・正確性が保証されているわけではないので、断定ができない
 ・人には誰にも覗かれたくない部分があり、fMRIを使って無理矢理それを見るべきではない
 ・人の気持ちは対話を通して知られるものであり、fMRIのような機械では人の気持ちは分からないはずだ

 最後に、以上のような議論をもとに、fMRIの扱い方について考えました。次のような結論になりました。
 fMRIは、優れた機械である。しかし、正確性の問題や倫理的な問題、金銭的な問題など、多くの課題を抱えていることもまた事実だ。こうした問題に取り組む一方で、従来の対話によるコミュニケーションの重要性を再認識する必要がある。

 技術革新には常に、従来の方法についての考察が伴わなければならない、ということを痛感させられました。



 今回は以上です。読んでいただきありがとうございました。





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2013年5月17日金曜日

31st TEDee@Uji 成功の秘訣



みなさん、こんにちは!
昨日行われたTEDee@Ujiの様子を 下村眞子 がお送りします。

今回の参加者は9名でした。
最近、人数が安定しているので嬉しいです ^^
初めまして の方もおられたので、これからもっとTEDeeが広まっていくことを願いつつ...!

それではディスカッションテーマにうつりましょう!
今回のテーマは、「成功の秘訣」です。
動画は同じスピーカーのものを2つ使いました。
どちらも長さは短いのですが、コンパクトに要点がまとまっています。

まずは、1つ目の動画。

Richard St. John's 8 secrets of success







つづいて、2つ目の動画。

Richard St. John: "Success is a continuous journey"







おおまかな動画の内容


スピーカーは、自分がインタビューした成功者から8つの成功の秘訣を見つけ出しました。
それは、

PASSION WORK GOOD FOCUS 
PUSH SERVE IDEAS PERSIST

この8つの秘訣について、面白さを交えながらまとめてくれています。
また、2つ目の動画では自分の失敗を元に、
成功を勝ち取った後に失敗する人たちの例を挙げています。
そして、成功を続けるために、もう一度8つの原則の重要性を再確認します。



ディスカッション


まず、私のグループでは、皆さんに動画を観た感想を聞いてみました。

・8つ全てに重点を置くのではなく、このうちの何個かを意識するだけでも十分役立つと思う。
・PUSHという考えは、自分に だけでなく、相手を後押ししてあげる(encourage)という意味でも重要。
・元々才能がある人は努力しなくても成功するのではないか。
・考えることをやめてしまえば、成長し続けられないという考えにすごく共感する。


このような感想が出てきました。

次に、スピーカーのいう、8つの秘訣のうち
どれが成功するために最も重要であると思うか 考えました。

すると、

PASSIONPERSIST(EFFORT)

という流れが見えてきました。

人は、なかなか自分が好きになれないものに対して努力出来ない。
よって、まずは、自分が興味のあること、好きでいられるものを見つけ出せば自然とそのことに熱中できて、
それが努力していることに繋がるのではないだろうか、という結論に至りました。
ある人は、その努力にも2つのパターンがあって、

meaningful effort … 成功に繋がると思われる努力
unmeaningful effort … 実はやらされている感があり、身が入っていない努力

というふうに区別できるのではないか、という意見を述べていました。

この意見に対して、

スピーカーは動画の中で、失敗してもやり通すこと の重要性を述べていて、
そもそも何をすれば成功するか失敗するかを自分で判断するのが難しい、という声が挙がりました。

スピーカーは、成功するため目的)に これらの原則手段)が重要だ、と紹介していますが
逆に、これらの原則原因)を肝に銘じていれば成功できうる結果)のかもしれませんね。
そして、その原則を実際にこなしていく個々人の度合いによって、
成功の可能性や幅が決定するのかもしれないなー と個人的に感じました。



プレゼンテーション


もう一つのグループでは、

①スピーカーが挙げたもの以外の成功の秘訣
②自分の成功談

についてディスカッションしていたようです。

①で、INFORMATION(KNOWLEDGE) というのが出てきました。
ただし、自分の使い方次第で良くも悪くもなるため、慎重に吟味する必要があります。



プレゼン後の質疑応答


スピーカーはあまり重要と主張していなかったのですが、
MONEY(INCOME) は、成功したかどうかの一つの指標になり、また
子どもに良い教育を受けさせるためにも重要ではないか、という意見が出ました。



今回のディスカッションを通して、彼の教訓をもとに成功の秘訣について
自分の意見が沢山出ていたので、この動画を選んで良かったなと思いました ^^
以上で報告を終わります!読んでいただきありがとうございました。

次回のTEDee@Ujiは、来週5/23(木)19:30~です!
使用する動画は、決まり次第facebookに掲載します。



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2013年5月16日木曜日

【洗濯機】【GPS】43th京大TEDee



こんにちは!最近太陽が眩しすぎて五月の病を発症しそうな、それでもくじけず元気なまっきーです。

今回の京大TEDeeでは11人で洗濯機とGPSについてディスカッションしました。
両方に共通していることは、技術の革新とそれに伴う派生問題への対処を考えざるを得ないことでしょうか。
では、早速以下のレビューをご覧ください^^



●動画の内容
ハンズロスリングさんはスウェーデンの医師、教授で、数々のスピーチをTEDでされています。
(因みに剣飲みの達人でもあります。詳しくは以下の動画をご覧ください。笑
http://www.ted.com/talks/hans_rosling_reveals_new_insights_on_poverty.html

このスピーチでは、洗濯機を使うことができない途上国をはじめとした人々が少なからずいることを取り上げながら、洗濯機を生活の一部とすることでもたらされた時間的余裕などについて語ります。実際に洗濯機を用いたインパクトあるお話が印象的な内容です。


●ディスカッション

私たちのグループでは、途上国の人たちへ具体的にどのような支援をしていくべきかを中心に議論をしました。そこで出てきた結論は老子の「魚を与えるのではなく釣り方を教えよ」でした。
もちろん途上国への現物給付は大切ですが、その際に現物についての正確な知識のもと、彼らの力で経済力を高めてもらうということです。

一つの例が、ウガンダで太陽光パネルを村々に配布してエネルギー発電に貢献しているプロジェクトです。村人がパネルの取り付け方を正しく行わないためにエネルギー供給が十分にできていない現状があるそうです。
また学校での教育を行うために本や設備のインフラを整えること以上に、人々に教育の大切さについて知ってもらうことで就学率があがる、という研究もあります。

洗濯機の話からは大分離れてしまいましたが(笑)、途上国と支援国との間でのフィードバックなどを通した対話は大切だなと思いました。





●動画の内容

トッドさんは、GPSの進化に伴って生じる、プライバシー保護などについての問題について警鐘を鳴らします。
GPSの装置は技術発達とともに小型化しています。これにより電子辞書や鍵などにつけることで探す手間を省くことができる一方で、車などに装着することで追跡をすることができてしまいストーカーなどの被害にあってしまったり、いわゆる「なりすましGPS」をつくることが技術的に可能であることからそれらのなりすまし機器が船や飛行機の航路に影響を与えかねないという問題を孕んでいます。スピーカーは実際になりすましを作っていました…。


●ディスカッション

私たちのグループでは、実際にGPSは何に使うと便利か、について話し合いました。
グループ内ではあまりGPS利用者はいませんでしたが、ウェブに写真をアップする際に場所をマッピングする機能が便利だったりするそうです。
便利であろうことの一つとしては、病院でのGPSの利用でした。患者が動き回らずに安静しているかをチェックするためGPSを利用することが可能、という意見です(実際需要はなさそうですが笑)
これに似た意見で、もう一つのグループでは性犯罪者にGPSを装着するか否かを話していたようで興味深かったです。
もう一つはGPSを用いたリサーチです。前NHKが東日本大震災前後の人々の動きをGPSを用いて分析したことを特集していましたが(http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/0303/)、こうしたビックデータの解析がインフラなどの政策などに結びつくことも考えられます。
ただ勿論GPSから得られる情報を慎重に用いることは個人レベルでも企業、政府レベルでも遵守されなければならないことなので、法整備も進めていかないといけないことなども話し合いました。


今回の報告はこんな感じです。
来週の京大TEDeeのイベントにもぜひご参加ください!リンクはこちらです↓
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2013年5月15日水曜日

2nd TEDee@脳ジム

こんにちは。脳ジム担当の榎本です。
少しずつ脳ジムの知名度が上がっている気がする今日のこの頃。

さて今回の最初の動画はこちら。


Susan Solomon: The promise of research with stem cells

【概要】
スーザンは専門家ではないにもかかわらず、幹細胞について学んでいます。それは彼女の息子が病気だからです。現在の医療の問題点や幹細胞の利点や今後発展するであろう分野について語っています。専門的な話は少なく、医療に関する知識がなくてもわかりやすい動画だと思います。

今回も2グループに分けてディスカッションしました。
(グループ1)
まずは各自の今回の動画の印象について
・医療に関して具体的な数値を見たことがなかったので新しい医療を開発することの難しさを知った。
・彼女は医者ではないにもかかわらず、幹細胞について勉強している点が印象に残った
・大学と会社の間にギャップがあると感じた。よい医療技術を開発しても利益が少なければ会社は利用しようとしない。その点が問題だと感じた。
・人はそれぞれ異なっているため、薬も人によって異なったものが必要となる。

次にIPS細胞の使い道としてどのようなものが考えられるか。またその問題点は。
・自分の細胞から臓器を作りストックしておく。しかし貧富の差によって格差が生じることとどの程度の臓器まで入れ替えてもクローンでないと定義できるかといった問題が考えられる。
・血液をストックしておく
などの意見が出ました。その後どの程度まで臓器を変えてもクローンとならないか議論し、脳を一部でも変えればクローンとなると言った結論になりました。

(グループ2)
グループにはこの新しい医療を受けるかそれとも今まで行われてきた医療を受けるかという議論を行いました。それぞれの医療のメリットとデメリットについて話し合い、次に幹細胞がなんでもできる細胞として人々に思われているがそうではないことについて話しました。

次の動画はこちら


【概要】
大人は子供から学ぶことがたくさんあるにもかかわらず、学べていない。彼女は自身の経験をもとに大人が子供に対してどのように関わるべきかを語っています。
幼い見た目とプレゼンテーションのレベルの高さのギャップにまず驚かされます。果たして、今彼女のようなプレゼンを行うことが出来るでしょうか。

(グループ1)
まずは印象について
総じて彼女の賢さやプレゼンテーションのレベルの高さ、才能に印象が集中してました。
またどのような教育が彼女を育てたのか質問したいという人もいました。
そんな彼女は子供でありながらあらゆることをしているということで子供のころ何をしていたかについて話しました。

・算数が好きで算数をいつもしていて今では趣味となっている
・外で遊ぶのが好きで野球等をしていた
・何となぜを繰り返し聞いていた
・勉強が大好きで知識をえるために本をよく読んでいた

いろいろな意見が出る中で当時の夢は何だったのかを話しました。
・特に夢はなかった
・人とは違う人になろうと思っていた
・釣りのプロ
これもひとそれぞれで、現在その夢を追っているかというと当時とは違う目標や考え方を持っていました。小さいころから目標を立てて大人になってもそれを保っている人は少ないのかもしれません。

(グループ2)
彼女の意見に対して賛成であり、大人はもっと子供から学ぶべきだという結論になりました。
その後教育のシステムについて話し合い、海外ではどのような教育が行われているのかについて話しました。またメンバーのお子さんがいる方は子供からたくさんのことを得ているという意見が出ました。







来週も火曜日にTEDee@脳ジムを開催します。
ぜひ参加してください。


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2013年5月10日金曜日

30th TEDee@Uji 笑みの隠れた力



みなさん、こんにちは!
昨日行われたTEDee@Ujiの様子を 下村眞子 がお送りします。
参加者は8名でした。
なので、4人ずつの2グループでディスカッションを行いました。
今回のテーマは、「笑みの隠れた力」です。
動画はこちら!↓

Ron Gutman: The hidden power of smiling






おおまかな動画の内容


スピーカーは、笑顔がいかに人間に良い影響を与えるか、を様々な研究結果をもとに教えてくれます。例えば、卒業アルバムの写真が笑顔だった人たちの、結婚に対する満足度や結婚期間。さらに、笑顔は伝染するものであり笑顔の人を見てしかめっ面をするのは困難である、ということ。また、微笑むという行為が気持ちを向上させるのに効果がある、ということ。どれをとっても、笑顔でいることで自分の人生がより良くなることを示してくれます。そして最後に、健康的で幸せでありたければ笑顔でいよう、と締めくくります。



ディスカッション


まず、私のグループでは、皆さんに動画を観た感想を聞いてみました。

・嬉しいという感情そのものが笑顔にする、また、笑顔でいることで気分が良くなる。だから、ポジティブな相互関係が見られる。
・笑顔が良い影響を与える、というのは事実。でも、大人になるにつれて、環境が変わりなかなか素直に笑顔でいられなくなり、時に愛想笑いしてしまう。(=本来の感情を隠してしまう)
・スピーカーが言うように、笑顔でいることで親しみやすさを感じさせられると思う。
・笑顔は悲しい感情をも良い方向へ変えてしまう力を持つと思う。


このような感想が出てきました。

私たちは、スピーカーが言うように嬉しい時や満足した時に笑顔になります。
では、逆に、笑顔を見せてはいけないような状況とは、一体、どういった時でしょうか。
なかなか難しかったのですが、グループ内で考えてみました。


・重大な議論、発表を行っている時。
・深刻な状況にある時。
・先生や親といった、誰かから叱られている時。
・震災や葬式の時。


といった意見が出てきました。

しかし、震災が起こったや葬式のには、その悲しみを引きづらないためにも笑顔でいる方が良いという結論に至りました。

3.11の震災後、全国の多くの人々から震災地に笑顔の写真が応援メッセージとともに送られたことからも、これは納得がいきそうです。笑顔にはこういった、人々に勇気を与える力もありそうである、ということが分かってきました。



プレゼンテーション


もう一つのグループでは、
①laugh と smile との違い
②子供(笑顔が絶えない)と大人(なかなか笑顔を出せない)との違い
③自分を笑顔にさせるもの、こと

ということに絞ってディスカッションしていたようです。
①の部分で、

laugh は声を上げて、歯を見せて笑うこと であり、
smile は声を出さず、微笑む(口角を開けて)こと である

という意見がありました。 この対比はなかなか面白いなと思いました。
実際に辞書で調べてみると、

laugh : to make sounds with your voice, usually while you are smiling,
      because you think something is funny

smile : to make your mouth curve upwards,
            in order to be friendly or because you are happy or amused

やはり、こういった違いが辞書上ででも見られます。
おそらく、スピーカーが重視していた笑顔というのは、後者の方にあたると思います。

子どもは1日に400回もの笑顔を見せるというデータがありましたが、大人は子供に比べて、周りに合わせようとする人が多いため、なかなか子どもの頃のように笑顔を見せる機会が多くならないのではないかという考えは両方のグループでも挙がってきました。

笑顔が持つ力を、今回この動画を通して知れたので、辛い時苦しい時こそ逆に笑顔でいられるような人になりたいです。



最近、TEDee@脳ジム も新たに加わり、TEDee@kyoto はパワーアップし続けています!
TEDビデオが好きな人、
英語でディスカッションしてみたい人、
英会話に通う時間とお金の余裕はない...という人、
是非一度、参加しやすそうな会場に足を運んでみて下さい^^

「英語」というツールで、色んな人と意見交換してみませんか?



ではでは、今回はこの辺で失礼します。
次回のTEDee@Ujiの開催日については、決まり次第facebookに掲載します!



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2013年5月9日木曜日

1st TEDee@脳ジム 

こんにちは。TEDee@脳ジム担当の榎本です。
今回が初開催ということで、記念すべき第一回目のブログです。

さて今回の最初の動画はこちら

【概要】
デジタル過疎地つまり発展途上国には先進国のようにハイテクデバイスがあるわけでありません。
しかし、簡単なデバイスを組み合わせることによってハイテクデバイスを作ることが出来ます。
今回彼はデジタル過疎地の現状を伝えながら、携帯電話や時計などの現地で手に入る製品を用いて作ったハイテクデバイスの例をあげました。

【ディスカッション】
今回は二つのグループに分かれてディスカッションです。
グループ1ではまず動画の印象を話し合いました。
パソコンを作った経験から彼の考えに共感できる、シンプルな装置からハイテクな装置を作れることに驚いたなどの意見が出ました。
次に今回の動画のいい点、悪い点(欠点)について。
何度か試行錯誤して現地のニーズに合ったものを作っている点が良かった、コストが少ない点が良いなどの意見のほか、作ることができる人が少ないため大量に作れないなどの意見が出ました。
グループ2では自分の力で物を生み出すということは良いことだという点がメインで話され、このシステムを用いることでテクノロジーを購入する余裕が生まれるという結論が出ていました。


次の動画

【概要】
モデルの写真をより美しく見せる修正をおこなう仕事を行っていたプレゼンテーターは東日本大震災にボランティアとして参加しました。その中で彼女は多くの海水やじゃりで浸食された写真と出会い、どうにかできないかとフェイスブック等を通じて世界に呼びかけました。その呼びかけに対して世界中の人々が協力を申し出ました。スキャナーによってとりこんだ写真をネットを通じて送信し、修復してもらい、印刷する。そんな作業の中で彼女が感じたことをプレゼンテーションの中で語っていました。

【ディスカッション】
グループ1
まずは動画の印象について
外国人と日本人が協力して活動していたのが印象的だった、なぜ写真の修復に焦点を当てたのか質問したいなどの意見が出ました。次に「彼女は自分の才能を復興に役立てようとしたが、自分のどの才能が被災地や社会に対して役に立てるか」という議題に対して、医学部だから医療の分野で役に立てる、書道をしているので直接的ではないが間接的に人を勇気づけられるのではないか、励ますのが得意だから励ますことが出来ると言った意見が出ました。最後に「写真のほかに思い出を残すことができるものは何か」という議題。震災後の映像を残すことで忘れないようにすることができる、震災で壊れた建物を再建することで思い出をよみがえらせる、近所の住民とばらばらになっていると思うので近所の人々を同じ地域に集めて住めるようにすれば思い出がよみがえる、地域にちなんだ音楽によって思い出をよみがえらせるなどの意見が出ました。

グループ2
動画を見るまではなぜ写真の修復をするのか疑問に思っていたが動画を見た後に、被災者には何も残っておらず写真だけが残されており唯一思い出を残すことができたのが写真で会ったためだと感じました。つぎにボランティアについて議論しました。残念ながらボランティア経験者はいませんでしたが、ボランティアとは自発的に行うことであるが、参加者には誰かが参加するからボランティアを行うといった人もいるのではないかという話になりました。

さて第一回は無事終わりました。今後開催日等も含めて改善していきたいなと思います。
脳ジムは阪急烏丸から徒歩数分です。今年の四月にオープンしたのでとても設備がよく、TEDee開催場所の中でも一番の環境だと思います。一度足を運んでください(´∀`)

MAP

2013年5月3日金曜日

2nd 朝TEDee@京大

 こんにちは、栗原です。昨日行われました朝TEDee@京大の報告をさせていただきます。

 今回は、5名で1テーブルを囲んで行いました。扱いました動画はこちら。


"Beware online "filter bubbles""





動画の内容

 今日、インターネット企業は、個々のニーズに合わせた情報を提供することに力を注いでいます。例えば、ユーザーのクリックの記録を、検索結果の表示の仕方に反映させることが挙げられます。「今あなたの関心事はアフリカで死に瀕した人々よりも家の庭で死にかけているリスかもしれないでしょう」という、FacebookのCEOであるザッカーバーグの発言からも、このトレンドはくみ取れます。

 しかし、ウェブサイトの運営に携わるスピーカーの考えは違います。スピーカーは、情報に対する視野が狭くなること(「フィルターに囲まれた世界」と表現されています)をはじめとした、いくつかの悪い側面を提示することによって、企業の取り組みが、「ありがた迷惑」になり得ることを説いています。


ディスカッション内容

 ディスカッションは、インターネットのメリットデメリットを考えるところから始まりました。メリットは「いつでもどこでも」情報を得られることで、満場一致しました。逆にデメリットとして挙がったのは、以下のようなものです。
 ・上述のように情報にバイアスがかかっている点
 ・情報が不確かである点
 ・プライバシーが危険にさらされる点

 次に、このシステムの是非について考えました。
 肯定的な意見が多かったです。検索の際に手間が省けるから、という理由が強かったです。
 しかしながら、このシステムを強制ではなく任意にして、個々がこのシステムを採用するかどうかを決められるようにすべきだ、という意見も出ました。

 最後に、この問題についてどう向き合っていくかを話し合いました。いくつか意見が出ました。
 ・まず、皆がこの問題を知ることが大切だ
 ☞実際、参加者の多く(僕を含む)は、この動画を見て初めてこの問題を知ったようです。
 ・我々は、情報リテラシーを身につけるべきだ
 ☞これに関しては、メディアの責任が大きい、という意見も出ました。

 「インターネットで検索するという行為も実は受動的なものである」ということを参加者全員痛感しながら、ディスカッションは終了しました。

 ますます加速する情報社会に生きる我々にとって、「知らぬが仏」では決して済まされない問題です。これまで以上に、知ろうとする姿勢が求められている時代が到来しているのかもしれません。


 今回は以上です。読んでいただきありがとうございました。





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29th TEDee@Uji  文明の設計図をオープンソース化する試みについて

こんにちは。今日のBlog担当は榎本です。

さて今回の動画はこちら



マーチン・ヤクボスキー:文明の設計図をオープンソース化する試みについて

【概要】 
マーチンさんは農業をはじめ、トラクターを買いました。しかし故障し、多額の修理費を出して直しました。しかしまた故障してしまし、お金が尽きてしまいました。そこでトラクターの設計しそれをオープンソース化することを思いつきました。そしてトラクターだけでなく多くのマシーンの設計図をオープンソース化し、インターネット上で公開しました。彼はプレゼンテーション中になぜオープンソース化したのか語っています。それは・・・




【ディスカッション】
今回は10名の方が来られたので二つのグループに分けてディスカッションを行いました。

さて行われたディスカッションの内容は

まずは各自の印象について
・物作りが好きだから作ってみたい
・コピーライトの問題
・材料はどうするの?
・お金の問題
・技術力ない人が作ったら危ないのでは?

次にオープンソースの良い点・悪い点について
【良い点】
・発展途上国の機械を買えない人が自作で機械を作ってそれを基にお金を稼ぎ、余裕が出てきたら企業が作っている機械を買うので、会社側にもいづれ利益が出てくる。

【悪い点】
・インターネット上だけではPCを持たない人には情報が手に入らない
・材料の調達できないような国ではどうするのか
・オープンソースであるが故に、設計図を描き変えて再びアップロードすれば事故が起きた際に責任の問題が起きる。

最後にどんなオープンソースを作れば発展途上国の役に立つのか
薬、野菜、料理、医療、科学的な知識など多くの意見が出ました。

もう一方のグループはオープンソースの利益やリスクについてディスカッションしていました。












【プレゼンテーション】
今回から時間を長くとったので、お互いのプレゼンテーションに対して質問する時間が増えました。

リスクにはどのような種類があるのか、オープンソースが無料であるためインターネット上で公開することは当然であって、紙などに印刷して届ければ無料でできなくなるのではないかなどなど。



今回の動画は物作りが好きな方にはとても魅力的だと思います。
あなたが考えた設計図が世界を変えるかもしれません。


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【ミツバチ失踪】【食べ物の無駄なくし】 @42nd 京大TEDee




こんばんは!まっきーです。
昨日は京大吉田キャンパスで、42回目のTEDeeがありました。
今回も初めての方がたくさんいらっしゃり、総勢15人で充実したディスカッションができて楽しかったです^^



Tristram Stuart: The global food waste scandal




●動画の内容

スピーカーが、農家の規格外野菜やサンドウィッチに使われないパンの耳など、人が問題なく食せるものが大量に捨てられているという現状を、数々のデータや写真をまじえて紹介し、
それらを家畜の餌とすることで食べ残しの無駄をなくそうと訴えます。


●ディスカッション

まず、食べ物を無駄にしないように、普段からどのような工夫をしているかについて話し合いました。海外ではdoggy-bagがあったりして食べきれない分は持って帰ることができますが、日本ではそのような文化は食中毒の懸念等もあって根づいていません。
一番の近道は、必要以上のものは買わない、食べない、という意見が出ました。

次に、スピーチの内容を踏まえて、日本はどのように食糧危機の対策に貢献できるかを議論しました。
日本の食料自給率やTPPなど、横道にもそれましたが、ワンガリ・マータイさんのように「もったいない精神」を広めることこそ日本人の使命ともいえるのでは、という意見がでました。
また実際TEDの中では、中国でも粒粒辛苦に通じた、食べ物を大切にする考えがあることを学び興味深かったです。

また、世界規模では何ができるかについても話しました。
英語にlocavoreという言葉もあるように、ローカルフードを食べることに重きを置いている国から学べることは多いかと思います(カナダではこの傾向がアメリカよりも強いそうです)。
たとえば日本の道の駅的な場で地元野菜を売ることに関しては、住民のみでなく地元野菜と安さに惹かれた観光客の需要が高いと思います。「県庁おもてなし課」のように行政が民間と協力してプロモーションができれば尚良いのではないでしょうか^^




Noah Wilson-Rich: Every city needs healthy honey bees





●動画の内容

数年前、世界中で大量のハチが消えるという不思議な現象が起こりました。
原因はいまだに究明されていませんが、スピーカーは「ハチを危険にさらさぬよう、自分たちでハチを育てよう」と、都会でハチを育てることの魅力について語ります。


●ディスカッション

まず、なぜ数年前のハチ大失踪が起こったのかについて仮説を出し合いました。
不思議なことにハチは死体が全く見つかっておらず、文字通り「消えた」ので、理由を考えるのは容易ではありません。おそらく病気ではないのでしょう。
「ハチの脅威となる捕食者が登場したのではないか」という理由で落ち着きました。

次に実際ハチを自宅で育てたいか意見交換しました。
これに関しては消極的な意見が多かったです。そもそも蜂蜜を普段食卓で使わない人、ハチに刺された経験を持つ人など、「あえてうちでハチを飼うメリットがよくわからない」方が多いグループでした。笑

最後にハチを飼うことのメリットについて考えました。
一つ思いついたことは、ハチの需要が高い(and将来高まる)ためにハチ販売・レンタルは利益を見込めるビジネスになりうるのではないかということです。
農家さんでは受粉のためにハチを農協などから借りている、という話を聞いたことがあり、ハチの数が将来減少傾向にあるのであれば尚更ハチビジネスは花開くのではないでしょうか。




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