2013年5月31日金曜日

32nd TEDee@Uji 良い教育に必要なこと

こんにちは。
ご無沙汰してました!
TEDee@Uji担当の西村です。
今週から梅雨入りしちゃったんでしょうか…
早くも少しうんざりしています。雨の日の楽しみ方があったら教えてください(@_@)
さてさて、それでは気を取り直して32nd TEDee@Ujiの様子を早速お伝えしていきましょう(*^^)v

先週はお休みしてしまいましたが、今週は7人の参加者が来てくれました。

今回の動画はこちらです!テーマは「教育」について!


Rita Pierson: Every kid needs a champion




【大まかな内容】
このスピーカーの仕事は”教師”です。しかもその道40年のベテランです。
実の親も、その親も教師という筋金入りの教育者一家で、多くの生徒に慕われる親の背中を見て育ったスピーカーが、教師という仕事に誇りをもつことは当然の流れであったのだと思います。
教育に関するあらゆる議論が起こってきた中で、これまで真剣に話されてこなかったテーマとして、「人間関係」があるとスピーカーは言います。例えば、教師が絶対に正しいわけではないのだから、間違ったときには素直に謝る姿勢を持つことも大事である。また、お互いを理解する姿勢を持つことが最も大事であり、同時にそれこそが最も大変な仕事であると訴えます。
「教師も生徒も同じ人間であるのだから、たとえ教育の場面であっても、好きな生徒、嫌いな生徒がいるのは仕方ない。ただ、そこで生徒に悟らせないのが真の教師である」と、教師はときに演じなければいけない場面もあると言います。

最後の一言が非常に印象的です。
We’re Educators. We're born to make a difference.
私たちは教育者です。(生徒たちの)変化を生みだすためにこの仕事に就いているのです。

まぁ。見ての通りですが(笑)、
このおばちゃん先生のスピーチ、すんごいパワフルです(@_@)
本当にオススメなのでぜひぜひ見てみてください!

【Discussion】 for 30min

今回は2グループに分かれてディスカッションをしました。
我々のグループでは、いつものように動画の印象について話し合いました。

・先生が熱意をもって教育すれば、その熱意は生徒に伝わると感じた。
・幼少時代に関わる親以外の唯一の大人が「教師」であり、その影響は非常に大きいと感じた。生徒に対して一貫した姿勢で臨むことが重要であると感じた。
・(スピーカーが落ちこぼれクラスで毎日「自分たちは他の学生の手本とならなければならないんだ」と唱えさせたことで、やる気にさせたエピソードを踏まえ) 生徒に自尊心を与えるのは大切なことだと感じた。
・(スピーカーが生徒の成績を好意的に解釈し、ほめてあげていたことを踏まえ)、ほめることが生徒にやる気を与えると感じた。

などの感想が出ました。ほめられたり、自分はやればできるという自信を与えることが、どれほど大切な支えになるか、改めて考えさせられました。

そこでこうした感想を踏まえつつ、スピーカーが挙げていた良好な人間関係を築く上でも
「よき教育者に求められる姿勢とはどのようなものか」についてディスカッションしました。
それぞれの方の意見を抜粋します。

*生徒と”平等”に接する姿勢
スピーカーが言っていたように、人の好き嫌いはどうしてもあるが、それを理由に生徒への接し方を変えるのはいけない。もし叱るんであれば、「なぜ」をきちんと伝える姿勢が大事になるはず。

*叱ることの大切さ
小学校時代に、勉強で怒られた経験があり、それからきちんと勉強することの重要性に気付けたという話から、ほめるだけでなく、時には厳しく叱ることで強制することも必要であるという意見でした。

*励ますこと、支えること
生徒が失敗したり、苦手なことがあったときにどのようにフォローするのかが教師の良さにつながるという意見。生徒の良いところを見つけ、それをうまく伸ばすようにあげること、またそれを伝えてあげることで、生徒を励まし、モチベーションの向上につなげてあげる気配りが必要。

また、良い人間関係を築く上でのこうした心配りは、そのまま日々の生活の中でも生かしていけるはずという意見で締めくくられました。


【Presentation and Q&A】 for 30min
今回も恒例のプレゼンができました~(*^^)v

もう一つのグループのプレゼンでは、以下のような話し合いがなされたようです。

1.教えること=演じること
教師が演じることには良い面も悪い面もある。悪い面はそれがウソにつながること。

2.先進国の幸せ vs 発展途上国の幸せ
教育の最終目標は自立して幸せになれる人間にすること。とすれば、「幸せ」に対する価値観が住む地域や環境によっても異なるはず。何を教えることがその生徒にとって良いのかは非常に難しい。

3.教師の仕事はあくまで教えること
それ以上の仕事をする必要は必ずしもないのでは?

このプレゼンに対して、
2に対し。。
その上でも最低限の指導は必要。社会に出ていく上で、人間関係は避けられず、お互いにとって生きやすい環境とはどういうものかを教える場が学校であるべき。
3に対し。。
教えるためには、生徒がきちんと聞いてくれることが必要。誰が嫌いな先生の授業に真面目に聞くのか。やはり、先生は魅力的で面白い方が良いのではないか。また、結果としてそれが教えやすさにもつながるはず。

などの意見が出て、Q&Aの時間は大変盛り上がりました(^O^)/
教育に対する考え方は人それぞれ様々なんだなってのが改めて実感できました。
あんなパワフルなおばさんに「あんたはやればできる」なんて言ってもらえたら、勝手に自信が湧いてでてきそうって感じるのは僕だけでしょうか?笑

長くなりましたが、読んでくださり有り難うございます。
今回はこの辺で(@^^)/~~~

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