2014年7月18日金曜日

40th TEDee@脳ジム

お久しぶりです!脳ジム担当、榎本です。

今回の動画はこちら


【概要】

骨再生に関する動画です。僕自身の研究内容に少し近いということで選びました。再生医療は近年のトレンドとなっています。骨をどうやって再生するか興味ありませんか?

【ディスカッション】

まずは各自の印象から。

・骨の再生治療について知らなかったため、驚いた
・骨再生できるなら全部再生させたらクローンできるよね
などなど

その後、骨を再生させる以外のアイデアについて話しました。

・髪の毛はどうだろう(笑)
・骨ができるなら歯の再生に応用したい

その後、骨の移植等について話しました。人工関節は移植の際の感染が非常に危険であり、今回紹介されているように傷口を小さく、骨を再生することができる技術は非常に重要になります。

年を重ねれば、骨は老化していきます。皆さんもいずれお世話になるときがくるかもしれないですね!

次回の脳ジムは9月です!!!

少し期間は空きますが、また皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!


2014年7月10日木曜日

17th朝TEDee@京大 "How to make stress your friend"

こんにちは。和田です。今回は以下の動画を見てDiscussionしました。

Kelly Mcgonigal: How to make stress your friend





【動画の内容】
今回のスピーカーはスタンフォード大学の健康心理学研究者です。今回のTalkでは、「ストレスそのものではなく、『ストレスは健康に悪い』という思い込みこそが死亡率を高める」という驚きの研究成果が紹介されます。その仕組みを明らかにする実験も紹介されます。更に、ストレスは脳のホルモン反応を通じて私たちの社交性を高め、そのことがストレスの悪影響を劇的に軽減することも明らかにされます。彼女はこれらの研究から、新しいストレスとの向き合い方を提案します。それは今までのようにストレスを減らすことではありません。ストレスに対してポジティブな認識を持ち、人と協力しながらストレスに対処するという生き方です。

【ディスカッション】
①どんな時にストレスを感じるか、

具体的な状況としては、テスト勉強や受験勉強、就職活動、などが例として多くあげられました。
やるべきことが多くなりすぎた時・他人との競争が激しい時・周囲の期待が高い時であることが多いようです。

②ストレスに対してどう対処するか

まず、状況をポジティブにとらえること、ジョギングで体を動かすこと等があがりました。動画にあるように、人と話すことがストレスの害を減らすという意見も多く出ました。人と話すだけで、気持ちが明るくなり脳内が整理されます。特に、似た境遇にある人と話して共感することが効果的なようです。

他人との競争が課せられる試験のような場合はどうでしょうか。ここでは、他人を気にしすぎず自分のゴールを意識することでプレッシャーを軽減できるという意見がありました。一方で、他人の競争が勉強のモチベーションとなることもよく経験します。競争の外圧をうまく調節し自分の結果に生かせるといいですね。

また、周囲に期待されるプレッシャーに打ち克つ方法も探りました。トップアスリート達は、なぜ非常に大きなプレッシャーのもとでも成果を出すのでしょう。その要因は周囲の期待につぶされないだけの自信だという話がでました。自信は、練習や本番の成功体験から作られます。その一つ一つは小さなものでもよいので継続し積み重ねることが大事だという指摘がありました。このトピックでは、たくさんの体験談を聞くことができました。



忙しい日常を送るとき、また何かを達成しようとするとき、私たちは必ずと言っていいほどストレスを感じます。ストレスに対してポジティブな認識をしたうえでうまく対処できることは、人生の幸福度とも大きくかかわってくるのではないでしょうか。


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2014年7月3日木曜日

16th朝TEDee@京大【Googleの自動運転車】

こんにちは、2回目の登場となる和田です。
今回は以下の動画をもとにディスカッションしました。




【動画の内容】

今回のスピーカーは、グーグルで自動運転車を開発している人です。自動運転車とは私たちの代わりに機械やシステムが運転を担ってくれる車です。2011年の時点で、グーグルの自動運転車は砂漠でのカーレースに優勝した実績があり、アメリカの公道を普通の車に交じってテスト走行を続けています。動画では走行中の様子を見られる他、自動運転車のメリット、そして自動車事故撲滅を掲げる開発者の想いが語られます。


【議論の様子】
ディスカッションでは、まず自動運転車のメリットとデメリットを列挙しました。

メリット
  • ヒューマンエラーによる自動車事故が無くなる
  • 効率的な運転によりガソリンを節約できる
  • 渋滞を緩和できる
  • タクシーにとってかわることで移動コストが下がる
  • 免許を取る時間と費用の節約になる
  • 障がいのある人や高齢者など、現在車を運転できない人でも車を使って移動できるようになる

デメリット
  • 事故発生時の責任が使用者、車メーカー、システム開発者の誰にあるのかわからない。
  • タクシー業界等の需要が減り失業者が出る
  • 運転のスキルを持たない人が増え、車にトラブルがあった時対応できなくなる
  • 全ての車の運転を中央システムで制御する場合、システムへのサイバーアタックで交通網がマヒする恐れがある

特に、1番目のデメリットである法的なリスクが大きな問題となりました。
実際に事故が起きた場合に誰が責任を負うことになるかについても話し合いました。
法学部生から以下のような意見が出ました。

  • 普通の自動車と自動運転車両方の選択肢があった場合、自動運転車に乗ることを選んだ責任が車の使用者にあるのではないか。
  • そのため一方では、高齢者など自動運転車しか選択肢がない場合は自己責任を問えないのではないか。
  • 緊急時に使用者が対応することができる場合、使用者の対応の仕方が問われるのではないか。ただし、普段自動運転技術に依存した状態で緊急時のみ対応するのは難しい。

そのほかにも、考えるべき内容は多岐にわたり、法的なハードルはかなり高いようでした。

そのようなことも背景にあり、現在自動運転技術の扱い方は自動車業界を2分しています。自動運転技術をあくまで運転車の補助として活用するか、完全に独立して運転する技術とするか。補助として活用する場合、法的な責任のとり方は今までと基本同じです。そのため、前者の活用方法がより良いのではないかという人たちが今回も多かったです。

自動運転技術はずっと興味を持っていたテーマですが、今回の議論で新たな視点からリスクやメリットを見つめ直すことができました。社会の劇的な変化を伴う技術であるため、議論のポイントもまだまだあります。皆様も一度考えを巡らせてみてはいかがでしょうか。


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