2012年6月21日木曜日

23rd TEDee@京大

こんばんは。台風が去ってから、賀茂川の葵橋あたりの紫陽花の色彩がますます美しくなってきました。最近アイコンタクトの恐さを学んだ、まっきーです。

今日は23回目のTEDee京大でした。
初めての方も何人かいらっしゃって、楽しかったです♪


1.Peter van Uhm: Why I chose a gun



スピーカーさんはオランダ軍の隊長さんでいらっしゃいます。父親の第二次世界大戦時の体験などから自国を守るために軍隊は必要であり、また銃は必ずしも人を殺める武器でなく、例えば人々がペンや楽器を手にして思うように、世をよりよきものにするために選択することのできる道具の一つであると話しています。

自国を守るための兵、海外に派遣するための兵、そして軍隊が自国民と他国民の要望に沿うように機能すると期待して良いのか、といったことが主なディスカッションのテーマになりました。
これに関する意見の相違が、結局のところの軍の活動(または日本の自衛隊の活動)の賛否につながっているようでした。


2.JP Rangaswami: Information is food



このスピーカーさんのideaはかなり独創的でした。
「食べ物の消費」と「情報の習得」という二つの人間の行動を比較しているのですが、似ているところもあれば全く異なる部分もあることをディスカッションを通して実感しました。
ただ案外似ている部分が多かったことは驚きでした。
例えば、食事をする際はバランスの良い健康的な食生活を心掛けますが、それはバランスよく情報を収集することで偏りの少ない多面的な考えを持つことを追求する行動に似ています。
また情報はオリジナルのソースが人やものを介して遠くに伝わるほど信頼度や価値が低下する傾向がありますが、食べ物の売り手と買い手の距離と値段も似たようなものです。

私のグループ内では、「一日で食べ物か情報どちらかしか得られない場合どちらを選択するか」という究極の2択がつきつけられ、全員「情報」と答えました。情報の恐いところは、食べ物が人間にとって生理的に「必要」であるのに対して、生理的必要性はないものの中毒性や依存度の高いところでしょうか。
まあでも個人的には、某時代小説の隠遁者のように世と完全に離れたところで、自給自足の生活をすることにも憧れます笑


来週のTEDee京大は、adminがオケに行ってしまうのでお休みでございます。
また再来週お会いしましょう:) 今日はありがとうございました。

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