2014年6月26日木曜日

【映画と子どもの成育】【魚】70th 京大TEDee



こんにちは。最近夕立が多いですね。まっきーです。

今回は記念すべき70回目の京大TEDeeでした!今回ディスカッションした内容は以下の通りです。




●動画の内容

スピーカーは二児の父で、彼らとともに映画を観ることが多いそうです。
ヒロインが出てくる映画の少なさや(世界トップ100の映画の中で主人公が女性である作品は11%)、女性のキャラクターがステレオタイプを伴って描かれていること、そしてアメリカ社会で20%もの女性がこれまでに暴行を受けた経験があるという事実を明かしながら、『オズの魔法使い』のように主人公の女性が力強く生き、周りに影響を与えながら何かを成し遂げるような映画が子どもを勇気づけ、影響を及ぼすことを希望として語ります。



●ディスカッションの内容

私たちのグループでは、まずこれまでヒロインが登場する作品で影響を受けたものがあるか否かについて話し合いました。ヒロインが登場するものはつまらない作品が多いという意見もありましたが、『赤毛のアン』『涼宮ハルヒの憂鬱』『グッド・ワイフ』などが挙がりました。ヒロインの考えや生き様、判断、行動に勇気づけられ、人生の選択にも活かせたなどという意見もありました。講演ではヒロインはあまり見られないと言われていましたが、日本ではNHK連続テレビ小説やアニメをはじめとして、案外多いのではないかと考えられます。

また、作者の意図やメッセージが直接的に伝わる作品と、視聴者・読者の解釈に委ねるタイプの作品どちらにより惹かれるかについてもディスカッションしました。いくつかのドキュメンタリーなどのようなプロパガンダ的な作品に関してはあまり肯定的でない意見が多かったですが、逆に梶井基次郎の『檸檬』や村上春樹の作品のように非常に抽象的で多岐にわたる解釈が可能なものは読者に負担を課すこともあるという結論に至りました。




●動画の内容

講演されている方は、Oceanaという団体に所属する海洋生物学者です。
海洋生物の持続可能な消費のために、スピーカーは1.漁獲制限を設けること、2.混獲を減らすこと、3.保護区域を設けて魚の成育を促すこと、以上の三点を訴えます。またこの他にも、違法な漁業などによるものではないことを保障するマークを商品に貼るなどのトレーサビリティの大切さも併せて話されます。


●ディスカッションの内容

私たちのグループでは、まず魚をどれほど消費するかについて意見を共有しました。好き嫌いはありますが基本的に魚はよく食べる方が多かったように思います。また給食などでも魚はよく食べた話など思い出にもふけりました。

またトレーサビリティーについて日本ではあまり浸透しない概念であることも話し合いました。日本のスーパーでは野菜に関しては農家の方の顏写真やその他安全性を証明するマークなどを見受けますが、魚に関しては産地以外の表示はあまり見かけません。これに対し、海外ではWWFによるSouth African Sustainable Seafood Initiative (SASSI) という指標やビデオクリップにも登場したトレース可能なラベルが存在するなど、消費者(もしくは生産者)の魚の消費に対する意識が日本とやや異なるように感じられます。

この他にも養殖に関して近畿大学のマグロの話もしました。一種のブランドとしてややお値段はしますが、顔の見える生産者=消費者関係の例として挙がりました。



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