2012年5月19日土曜日

第1回 があがあTEDee :D ☆

こんにちは!京都の英語ディスカッション会 TEDee Kyoto のぐっさんです:)☆
本日は京都五条のシェアハウス「 があがあハウス 」さんにてTEDeeを開催しました♡

こちらはハウスベランダからの眺め。
いや〜!絶景!絶景!
大きな窓を開け放し皐月のそよ風と
鴨川のせせらぎを感じながらのTEDee!
贅沢でした…;)♪笑





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さてさて、今日見た動画は二本ともmedia & informationに関する内容のものでした。
…はい、完全にわたしの趣味です…:D笑
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 イーライ・パリザー/危険なインターネットの「フィルターに囲まれた世界」
新聞やテレビの偏向報道についての批判は後を絶ちません。
そんな中で私たちは「インターネット」をリベラルな(政治的な意味でない)情報が
存在する場として捉えがちです。
だけど「実は違うんだよ?」とパリザーは注意喚起します。


インターネット台頭以前の社会においては、新聞社やテレビ局の「編集者」がいわば情報の「gatekeeper」でした。
しかしネット台頭とともに「gate」が取り払われ私たちはオープンに情報にアクセスすることができるようになりました…?
いやいや、実は「gatekeeper」は未だに存在しています。ただ取って代わられたのです。
そう、「アルゴリズムを利用したpersonalization」に。

上の図を見て下さい。「YOU」を中心として複数のバブルが描かれています。
バブルひとつひとつは異なる「情報」(人を中心とした一つの情報網という見方もできるかもしれません)
のかたまりを意味します。

「YOU」といくつかの「青いバブル」を取り囲む大きな一つのフィルター。
これがパリザーの指摘するonline filter bubbles 。
みんなそれぞれにそれぞれのfilter bubbles がある。
バブルの端々にはYahoo やGoogleの名前が見えますね。

Personalizationはありがたい仕組みである一方で、私たちの視野を狭めうるものです。
そして一番問題であるのは「personalize」されいることに私たちが気づいていないこと。



















フィルターのない、(つまり多種多様な)情報に触れるためには
どのような仕組みづくりや、心がけが必要でしょうか?パルサーは問います。
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Our discussion
パルサーの問いかけに応じて「どうすれば多種多様な情報に触れられるか?」について
ディスカッションしました:)♪

①Change Buttonをつくる!
ブラウザ上に「personalized」と「depersonalized」の2つのボタンを設け、
切り替えができるようにする。
→今すぐ実用化できそうなアイデアですね!

②Be active
シンプルだけれども大切な解決策。人は自分と異なる人や情報と出会うことで
初めて自分が井の中の蛙であったことや、isolateしていたということに気づきます。
色んな視座をもった人と触れ合うようにすること。これが一番の解決策になるよね
と皆で納得(そういう場所って具体的には…TEDeeだよね!という話にも(笑

他に「filter」と言えばどんなものがあげられるか?という話では…

①Language is the very thick filter
ロラン=バルトのエクリチュール的な観点をふくみつつ、
言語によってかなり情報にバイアスがかかるよねという話に。

例えばある単語(肥満に関するホルモン/レプチン)についてネットで調べたところ
日本語では全くヒットしないが英語ではヒットするわするわといったような現象。
この理由は レプチンに関する研究ではアメリカが先進国だから。
(他にも似たような例は多々あげられるのでしょう…。

概念それ自体の伝え辛さをあげてくれた人も。
英語では、ご飯も、稲も、全部「ライス」だよ!
マグロの「よこわ」について説明できない!Young Tunaか!?等々。
  
そもそも世界の切り取り方からして根本的に言語によって異なっている…、
これが一番分厚いフィルターかもねえ。と話していました。
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Clay Shirky "How cognitive surplus will change the world"
クレイ・シャーキー/思考の余剰が世界を変える


 こちらは丁寧な要約は割愛しますので動画を見て下さい:D☆笑

要はUshahidi(上図) のようなcivic valueを持ったcognitive surplusを利用した
プラットフォームをどんどん作っていこうよ!と言う内容。 

(ただし、Kinder gardenの例からSocial constrain>Contractual constrainに留意。

Our discussion
ディスカッションでは、

「generosityから始まった活動でも、business opportunityとして捉える人が出てきてしまうことで
contractual constrainが発生して結局機能不全になりそう」
とか
「Facebookやtwitterは、この文脈においてはどのようなものとして捉えられるか?」
とか
「えっ本当にcognitive surplusって一兆時間もあるんですか?」
「どうやって計算したんだよシャーキー…」

「いやいや、多分莫大であることを示す比喩だろ(笑」
とかとか…

色んな話が出て、わいわい盛り上がりました:)*♪
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*ノートの切れ端を黒板代わりに…皆でディスカッション♪
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今日のTEDeeも楽しかったです!
しかし今日も言いたいことの半分も英語で言えなかった…(涙
日々精進。のbody languageぐっさんがおとどけしましたー:D!
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☆TEDee Kyotoもっとしりたいな…
→そんなあなたはFacebook ページ

☆TEDee Kyoto お た め し したいな…
→そんなあなたにおためしTEDee:)

☆TEDeeってどうやって読むの?
→そんなあなたに「TEDee=テディー」です:D*(笑

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