2013年11月8日金曜日

【傷つく心】【教育と創造性】57th京大TEDee



こんにちは!葉が赤く色づき始めた桜の木の下でブログ書いてます、まっきーです。
今回はスコットランド、スウェーデン、カナダ、中国そして日本と国際色豊かな方々にお越しいただき、議論しました!




〇動画〇

大学で研究をするブレネー氏は、研究する上で自分が陥った難解な問いに対しどのように対抗したかという葛藤を話します。

自己価値を認めることができる人たちの共通項を研究し、不完全であることの勇気、同情心、信頼、そして脆弱性を受け入れていることを発見します。しかし彼女にとって脆弱性を受け入れることは不可能であり、"How do we learn to embrace our vulnerabilities and imperfections so that we can engage in our lives from a place of authenticity and worthiness? How do we cultivate the courage, compassion, and connection that we need to recognize that we are enough – that we are worthy of love, belonging, and joy?・・・"と疑問の嵐に飲み込まれてしまいます(もはや禅問答。一般人は宗教等に頼れば解決できるかもしれませんが、これを研究する当事者となると話は別のようでした)。
つまり、脆弱性は恥や不安を生み出すとともに、創造性、帰属意識、愛、快楽を生み出すこともあり、この表裏一体のものをどのように処理すべきかわからないという問題です。

また彼女はその際に人が起こす行動を検証します。
一つのパターンは、感情(恐らく脆弱性そのもの)をどのように扱えばよいかわからず、美味しいものを食べるなどして表裏共々の感情を紛らせ(動画ではnumbと言っていましたが)、その結果ますます感情が曖昧になり、混乱に陥るものです。もう一つのパターンは不確定なものを明確にしようと努め、その結果批判や中小をすることです。

以上を考察したうえで、結論として感情を紛らすことをやめ不安や恥を晒すことで、その他の感情もともに享受しようと訴えます。


〇ディスカッション〇

私たちのグループでは、これまでにemotional breakdownを経験したことがあるか(つまり脆弱性に直面したことがあるか)、もしある場合はどのように克服したかなどを主に話し合いました。

経験の詳細はブログでは書きませんが(笑)、解決策は人それぞれで興味深かったです。
中でも自分を受け入れてもらいにくい環境での振舞い方が各自異なっていました。
ある人は、そもそもその環境で自分の価値を認めてもらう必要がないと帰属意識をもたずに過ごし、ある人は順応しようと努力し成功し、ある人は予めそういった環境に慣れることが自信となり成功した、と話していました。




〇動画〇

これはTEDの中でも人気の高い動画です。学校は子どもの学力を向上させることを中心とした教育を行うため、子どもの個性を伸ばす機会が与えられず、結果として個性の強い子どもの才能を開花せせることができないと訴えます。
「創造力を活かさなければ明るい未来を築くことはできない。大事なのは個々の才能を尊重し子供たちに期待すること。 地球の未来を担う子供たちに偏りのない教育を。 彼らをサポートするのが我々の役目だ。」という言葉で講演を締めくくっています。

〇ディスカッション〇

この動画に関しては、皆で大きな輪になり話し合いました。

議論の中で、産業革命以降に働くためのスキルを身に着ける上で「効率のよい」学校の教育が今も変わっていないことが問題である、と話された方がいらっしゃり、日本に限らず他国でも今後どのように教育が変わっていくべきなのか検討しました。

その中で、TEDeeのようにインフォーマティブな動画をもとに多種多様な国籍、専攻(職業)、年齢の人たちが考えをシェアすること、つまり知識をアウトプットする側とその情報を受け取りインプットすることができる環境が、あるべき教育なのではないかという意見が出ました(思いっきりTEDeeの宣伝ですね)。

また日本の教育を楽観視、悲観視する意見もそれぞれでました。日本の平等主義が根幹であると考えられる「出る杭が打たれる」ような教育や、日本独自の雇用システムは、今後世界の人材育成の潮流にどれほど影響を受けていくべきか、大学入試改革や英語教育などは良い方向性であるか、等を話しているうちにあっという間に時間が過ぎてしまいました。




最近、TEDee@脳ジム も新たに加わり、TEDee@kyoto はパワーアップし続けています!
TEDビデオが好きな人、
英語でディスカッションしてみたい人、
英会話に通う時間とお金の余裕はない...という人、
是非一度、参加しやすそうな会場に足を運んでみて下さい★

英語」というツールで、色んな人と意見交換してみませんか?


---------------------------------------------------------------------------------
TEDee@Kyotoについてもっと知りたい方はこちらもチェックしてみてください!

→ facebook group page | https://www.facebook.com/groups/224161817629970/
  facebook fun page | 
http://www.facebook.com/TEDeeKyoto

 TEDeeKyotoの説明がよりわかりやすくリニューアルされました(*^^)v

 ぜひ一度ご覧くださいね(^O^)/


→ Twitter | TEDeekyoto

TEDeeKyotoの情報更新だけでなく、TED関連の情報も流していきたいと思います。

---------------------------------------------------------------------------------
【運営の募集!!】

一緒に運営またはファシリテーションしてくれる方を募集しています!

TEDeeの活動に興味を持ってくれた方はぜひkyototedee@gmail.comまでご連絡ください:))

やりたい方は各会場の運営に申し出てくださいね:)



0 件のコメント:

コメントを投稿