2014年1月31日金曜日

49th TEDee@Uji 本のデザイン に関する笑える話


みなさん、こんにちは。
期末テストや卒論、修論でみなさん忙しい時期とは思います、が
くすっ と笑える、TEDを観て、楽しく英語に触れてみませんか?

ということで、
木曜日に行われたTEDee@Ujiの様子を 下村 がお送りします!

今回の動画は こちら。 テーマは、「本のデザイン」。

Chip Kidd: Designing books is no laughing matter. OK, it is.





人生の25年間を本のデザインに捧げてきた、
グラフィックデザイナーであるスピーカーは、
紙の本 だからこそ出来る「デザイン」の素晴らしさを
電子書籍が浸透し始めてきた今、投げかけています。

本棚に入れた時に見えるデザイン。
全巻をコンプリートして初めて見えるデザイン。
表紙から連想させる物語。

また、ブックデザイナーとして彼は
次のようなことを述べています。

(ブックデザイナーは、三者に責任を負っています)
to the reader, to the publisher and, most of all, to the author.
(読者、出版社、そして何よりも、著者に対して です)
(みんなに、著者の本に注目させて「すごい!これ読まなくちゃ」と言わせたいのです


三者の間に入るという責任がいかに大きいものか、
「デザイン」という、数値化されないもので勝負するこの世界が
どれだけ難しく、面白いものか も動画を通して教えてくれます。

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

今回は、参加人数が7名だったため
2グループに分かれてディスカッションを行いました。


私たちのグループでは、まず 観終わった感想、印象 を共有しました。

  • ブックデザイナーだからこそ、このプレゼンの中でも分かりやすく、観客を惹きつけるような手法をうまく取り入れている。
  • 日本人の自分にとっては、アメリカのデザインはシンプルすぎるイメージが強い。日本では、細部にまでこだわるデザインが好まれるのではないか。特に、タイトルはかなり短く、要点がつかみにくい時がある。
などが挙がってきました。



次に、アナログ書籍 と デジタル書籍 の メリット/デメリット を考えてみました。
まず、アナログ書籍 について...
  • 本棚に並べて、コレクションとして目で楽しむことができる。
  • 書き込んだり、何度も読み直して味がでてくることで、「自分だけの本」という印象が強い。
  • 重く、大きい ため持ち運びに不便。
つづいて、デジタル書籍 について...
  • 辞書をわざわざ引かなくても、クリックすれば意味が検索できる。
  • アニメーションが入っていると視覚的に理解しやすい。
  • 紙に比べて、デジタルはあまり心地よくない。
  • 画面上の本で、書き込みができないため「自分だけの本」という印象が弱い。


また、面白い意見として、洋書などをアナログ書籍で持っていたり読んでいたりすると
他の人からみると「クール」に見える、といったものも挙がりました。
確かに、「本」 「情報を得るためのツール」 として だけでなく、
「自分のステイタスをあわらすもの」 としてとらえることもできる、と思います。


じゃあ、どうやって読む本、買う本を決めている? という流れに。
  • そもそも、本は基本的に図書館で借りて読むため、その中で気に入った本を買うようにしている。
  • 本の内容だけでなく外見も含め、本全体を楽しみたいから、デザインも重視している。
  • ビジネス書 や 洋書 は意味をすぐ検索できるデジタルで、小説 や エッセイ は温かみのあるアナログで。
両者のメリットを活かして、うまく使いこなせるといいなと思います。



さらに、もし、本が Amason のような無料配信で手に入るようになったら? という意見が。
確かに、音楽が無料配信されるようになって、CDをわざわざ買わなくなった人も多いです。
CDを買うメリットとして、握手会のチケット や より高画質のPVを観られる といったものもあります。
この流れが書籍にも見られれば出版業界の売上は下がる(?)という結論に至りました。
私としては、そのようなものが出てきたら、
試読としては利用しても最終的にはアナログ書籍を買うだろうなぁと思いました。
やはり、「手で持ちたい」という気持ちが強いみたいです。


-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

今回で留学前最後の TEDee@Uji となりましたが、
今まで取り扱った動画で英語でのディスカッションを
楽しくできたのは本当に良かったと思います。
また、1年後宇治でみなさんと
アイデアを共有できることを楽しみにしています。 :)




以上で報告を終わります!読んでいただきありがとうございました。

次回のTEDee@Uji開催日は決定次第、Facebookにてお知らせします。
今回来られなかった方も、また次回宇治でお会いしましょう :-)

初めての方も大歓迎なので、このブログを読んで参加してみたいと思われた方は是非!




最近、TEDee@脳ジム も新たに加わり、TEDee@kyoto はパワーアップし続けています!
TEDビデオが好きな人、
英語でディスカッションしてみたい人、
英会話に通う時間とお金の余裕はない...という人、
是非一度、参加しやすそうな会場に足を運んでみて下さい★

英語」というツールで、色んな人と意見交換してみませんか?


---------------------------------------------------------------------------------
TEDee@Kyotoについてもっと知りたい方はこちらもチェックしてみてください!

→ facebook group page | https://www.facebook.com/groups/224161817629970/
  facebook fun page | http://www.facebook.com/TEDeeKyoto

 TEDeeKyotoの説明がよりわかりやすくリニューアルされました(*^^)v

 ぜひ一度ご覧くださいね(^O^)/


→ Twitter | TEDeekyoto

TEDeeKyotoの情報更新だけでなく、TED関連の情報も流していきたいと思います。

---------------------------------------------------------------------------------
【運営の募集!!】

一緒に運営またはファシリテーションしてくれる方を募集しています!

TEDeeの活動に興味を持ってくれた方はぜひkyototedee@gmail.comまでご連絡ください:))

やりたい方は各会場の運営に申し出てくださいね:)

 

0 件のコメント:

コメントを投稿