2013年3月21日木曜日

24th TEDee@Uji 異なる認識の仕方



みなさん、こんにちは!
そして、はじめまして^^
この春からTEDee@Uji担当として活動させてもらいます、下村眞子です。
よろしくお願いします!
今回、ブログ初投稿なのでお手柔らかにお願いします。(笑)

滋賀県民である私がこのTEDee@Ujiになぜ参加するようになったのか。
それは、英語でテーマについて考えや感じ方をシェアしたいのはもちろん、
何よりも、色んな人に出会いたい!!という気持ちが強かったからです。
去年の秋から参加させていただいていますが、TEDee@Ujiのアットホームな雰囲気が好きです(*´ω`*)

TEDee Kyotoに興味を持たれた方は、気軽にまずは参加してみて下さい!
詳しく知りたい方はこのTEDee Kyotoのブログを更新している方々に直接聞いてみて下さい!

それでは、今回のおさらいを!
参加者は6名でした。
テーマは、「異なる認識の仕方(Different ways of knowing)」です。
動画はこちら!↓

Daniel Tammet: Different ways of knowing

(ダニエル・タメット: 異なる認識の仕方)




おおまかな動画の内容

言語・数値・視覚的な共感覚能力を持つスピーカーが、自分のものの見方を興味深い3つの質問を挙げながら紹介してくれます。
彼は言葉や数字から色や形を感じ取ることができ、例えば、円周率を色と形で表現してみたり、小説の言葉をその単語の意味合いだけでなく、音節で楽しんでみたり、私たちではなかなか出来ないとらえ方が出来ます。このようなものの見方を私たちに伝えることで、特別な能力のない者にも数字や言葉の新たな視点を知ってほしい、という思いを最後に語っています。

作家である彼は自分の書いた本の中で、知覚の働きや異なる知覚の仕方がどのように異なる知識と理解を生むのかということについて検討されているとのこと。
実は、彼は暗算・暗記を得意としており、さらに!なんと母国語の英語のほかに、フランス語、フィンランド語、ドイツ語、スペイン語、リトアニア語、ルーマニア語、エストニア語、アイスランド語、ウェールズ語とエスペラント語を含む11ヶ国語を話すことができるそうです。
これが、ずばりマルチリンガル!!

私がこの動画を選んだ理由は、素直に、こういった認識の仕方をする人がいるんだぁと観ていて楽しめたからです。そして、このテーマで一体どういったディスカッションが出来るのかなと思い、今回選ばさせていただきました(*^_^*)







ディスカッション

まず、皆さんに動画を観た感想を聞いてみたところ、


・彼のような能力を実際に持っていないため想像できない。
・英語が母国語でない自分には、“hare”と“rabit”のニュアンスの違いが上手くつかめなかった。(共感しづらかった。)
・でも、1つめの質問の“64×75”には共感できた。
・こんな能力があったら、もっと簡単に計算できるだろうし、ものを視覚化できると思う。
・彼のような能力はなくても、こういった、1つの面からだけではなくて違った面からのものの見方が出来るように努力する必要がある。
・彼と同じ能力を持つ他の人(=言語・数値・視覚的な共感覚能力を持つ人)も、彼が紹介した同じ感じ方をするのか知りたい。もしそうなら、彼らだけにしか出来ない一種の言語的コミュニケーションになり得るものだと思う。


このような感想が出てきました。

では、100%彼の見方が理解できない、としても、どうしたら知覚の転換(shifting our perception)が出来るようになるのか次に考えてみました。


・全体から頭の中で部分ごとに分解(break down, separate)して組み立ててみるトレーニングをする。
例えば、ある製品をみて各パーツをどう組み合わせれば完成するかを頭でイメージしてみる。
・まず、意識的にものを見ることが大切。
・成長するほど知識を得て、自分の見方は偏る、狭まるため、もっと様々な見方があることに気づく
・成長する前の子供の頃に、色んなものに興味を示し、自分で何かを1から作ってみる経験をしておく。

子供の頃は無意識にできても、大人になるにつれ見方が完成されてきて、意識的にでないと別の視点からものを見ることができなくなる

といった意見がしっくりきました。



さらに、私たちの身近なところでも刷り込まれている(imprinted)色と形(柄)の関係があることに気づきました。
例えば、

トイレの標識と言われれば、日本人のあなたなら
男性(▼←こっちの方)が青で、女性(▲←こっちの方)が赤 というイメージがすぐわきませんか?
無意識にそう思っているけれど、もし色が逆なら...(笑)

黒白の模様を見れば、それは「黒と白が交互に組み合わさった柄」というよりも、「ゼブラ柄」だといったほうがしっくりきませんか?


こんなことをいちいち意識的に見ている人なんて、なかなかいないと思います。
そう思うと、見慣れたものに対してはどうしても1つの視点からしか見られなくなってしまいがちであるため、意識的に違う視点から見ることで、同じものでも違った世界を味わえるということがわかります。








今回は、1グループだったため、プレゼンテーションは割愛させていただきました。

各グループの意見をシェアする時間をとらなかった分、濃いディスカッションが出来たのではないかなと思います。

最後に、今回のスピーカーにつながるところがある、以前紹介させていただいたスピーカーさんの動画を載せておきたいと思います。
この動画も私はお気に入りです。
彼は、色盲でありながら「色を聴く」能力を持っています。
是非、ご覧になって下さい↓


Neil Harbisson: I listen to color

ニール・ハービソン: 僕は色を聴いている)





書き終わった感想として、まとめるのは難しいということ と 良い練習になりそう ということですね(笑)
これからも改良を重ねて、ブログ更新 頑張っていきたいです。


ではでは、今回はこの辺で失礼します。
次回のTEDee@Ujiの開催日については、決まり次第facebookに掲載します!




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