本日は、5名によるディスカッションとなりました。扱いました動画はこちら。
"How to make work-life balance work"
動画の内容
ワークライフバランスの啓蒙活動家であるスピーカーは、ワークライフバランスが崩れてしまっている現代人に、一つの重要な考えを投げかけています。より良いバランスを保つためには劇的な変化はいらない。日常におけるちょっとした変化で十分である、という考えです。
ある日妻の代わりに子供の面倒をいつもより多めに見たところ、その日の終わりに子供から「パパ、今日は今までで一番楽しかった日だったよ」と言われた、というスピーカー自身の経験が、その考えの有用性を示しています。
ディスカッション内容
まず、それぞれ動画を通して何を思ったか、ということについて共有しました。出てきた話をいくつか挙げてみます。
・私は平日は頑張り、週末は遊ぶ型の人間だが、そのサイクルを一日のうちにできるようになりたい!
・仕事と遊びの境界線をしっかり引くことが重要だと思う。
☞「放課後図書館でしっかり勉強して、帰宅したらゆっくり休む」というように場所の移動によって境界線を引く、という案も出ました。
・なぜ(特に日本において)バランスを保てない人が大勢いるのだろうか?
そこで、3つ目の感想について掘り下げました。すなわち、日本でバランスを保てない人が数多くいる現状についてその原因と解決策を考えました。
まず原因について。以下のような意見が出ました。
・他人の目を気にする日本の国民性のために、他の人が働いている中では家に帰るのが躊躇われてしまうということをはじめとした様々な縛りが生じ、気持ちの切り替えが難しいから。
・しかも、経営者は年を取った人が多く、この国民性の考え方に固執しているから。
・資本主義下においては、ワークライフバランスを考えていると他社に負けてしまう、という空気が流れているから。
上記のような原因分析をもとに最後に解決策を考えました。出た提案は主に次の2つです。
・他人のことを気にしすぎないようにして、自分の信念に従って動くべきである。
・ワークライフバランスのとり方はひとによって違うのだということを理解し、他人の行動に対して寛容になる。
表裏一体ともいえるこの2つのことがバランスを保つためのキーになるという結論に至ったところでディスカッションは終了しました。
相手を認める代わりに、自分も認めてもらう。こうした関係が広がっていって、ワークライフバランスをとれる人が増えていく。そんな社会が実現するといいですね。
今回は以上です。読んでいただきありがとうございました。
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