今朝は5名によるディスカッションとなりました。
パティ・マース「第六感デバイス」
動画の内容
MITで研究活動を行っているスピーカーが、新感覚の装置について説明・実演するものとなっています。
この装置の正体は、小さなウェブカメラです。このカメラは、プレイヤー自身の体の動きや対象物などに反応して、周りの環境から素早く適切に情報を得ています。例えば、本やスーパーの製品などの基本情報を容易に得ることができます。目の前の人の情報すら知ることができるようです。
スピーカーは、この装置は発展途上であるとしながらも、必ずや将来、人々の情報収集の大きな助けになる、と結論付けてプレゼンを締めくくっています。
ディスカッションではまず、その他のデバイス(iPad、ノートパソコンなど)との違いについて考えました。
他のデバイスとは違うのか?
秀でている点について、以下のようなアイデアが出ました。
・より素早く大量に情報を得られる点
・首にかけるので、両手が使える点
・軽量である点
確かにいろいろな面で多少すぐれている点は見当たるものの、これといった違いは思い当たりませんでした。
そこで、逆に劣っている点を考えました。以下のような意見がありました。
そこで、逆に劣っている点を考えました。以下のような意見がありました。
・誰でも、人の情報をたやすく得られるため、プライバシーの問題がある点
・考える機会がかなり減り、機械への依存度が一気に増す点
こちらは対照的に、致命的な違いがみられました。
こちらは対照的に、致命的な違いがみられました。
全体的には、より我々の依存度が増すような機械である、という点が特筆すべきだという結論になりました。第六感デバイスという名の通り、良くも悪くもわれわれの感覚の一部となるのがこの機械の特徴、ということでした。
そこで、以上を踏まえて、この装置は必要かどうかを考えました。
この装置は必要か?
上での議論からもお分かり頂けると思いますが、特に必要ないという意見が圧倒的でした。
ただその中でも、障害者にとって助けとなるのである意味必要だろう、という意見がありました。
プレゼンでは具体的なプロモーションがなかった、という指摘がありましたが、それも、このデバイスに関してどこか腑に落ちない一因でしょう。
技術の発達を感じさせる一方で、機械への接し方についても再考させられる動画となりました。
テスト期間が近く、生活が乱れがちになると思います。体調には十分お気を付け下さい。
今回はこの辺で失礼します。
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