今回はコメディについて話し合いました。
【動画の内容】
昔からコミュニケーションに情熱を持っていたスピーカー。年をとるにつれ、情報をうまく聞き手に伝達することの難しさに直面します。そこで、彼が見つけた打開策がコメディでした。ジョンスチュワートやティナフェイなどを例に挙げ、コメディがより分かりやすくかつ効果的に人々に情報を伝えることができると説明しています。出来の良いコメディやジョークは短い言葉で予想外の視点を人々に提供し、また凄まじい勢いで人々に広がっていきます。こうした要素が組み合わさって、コメディは社会に対して強い影響力を与えるのだと彼は主張します。悩んだときは面白いことを考えてみるといいかも、と提案しトークを締め括っています。
【ディスカッションの内容】
まずトークに関する意見をシェアしてみると、彼のいうeffectiveness of comedy(コメディの影響、効果)にほとんどの人が共感したようです。- facebookやtwitterでは面白いものが凄まじい勢いで拡散していくことからもコメディや笑いのパワーは明らか。
- 笑いやコメディは、ある物事に対して違う視点を提供する点でとても有益だと思う。
- まったく笑いのない仕事場を経験して、笑いの大事さを感じた。
しかし、そうしたパワーの使い方に関しては非常に難しい部分もあります。これについて少し前に起こったCharlie Hebdoの事件などを例に挙げて話し合いました。
- コメディや笑いの力で人の誇りを傷つける事と、意見を表明するのは別だ。
- 意見を主張しているか単にバカにしているのかを判断するのは簡単ではない。
- 違う視点から物事を見ている人が面白いと思う。
- 面白い人は会話のなかで効果的に声のトーン、リズムや声色を巧みに変えている。
- 上手な自虐ネタが話せる人。ただの暗い自虐ネタは面白くない。
- 面白くなるには話の内容よりも話し方が大事。
- 一般的に人を馬鹿にしたり体を張ったギャグが多い。政治などについて風刺するコメディアンが少ない。
- マツコ・デラックスなど人気のあるご意見番タレントはいるがコメディアンは政治に意見するな、といった風潮がある。
- 上記の状況の理由の一つに、日本において「これはこうあるべき!」といったルールや決めつけが多く存在することが考えられるのでは?
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