みなさん、こんにちは!
木曜日に行われたTEDee@Ujiの様子を 下村 がお送りします!
テーマは、「教育の場をどう変えていくか」。
今回は、合計6名でしたが最初集まったのが4名だったため、
1グループでディスカッションを行いました。
Kelly McGonigal: How to escape education's death valley
≪おおまかな動画の内容≫
アメリカにおける教育風土がどんどん画一化され、生徒たちの能力やモチベーションを上げる場とは決して言えない現状に対して、人生を豊かにする3つの条件を挙げながら、そもそも教育とはどうあるべきなのか、「教師」はどうすれば生徒たちの可能性を教育を通して広げることができるのか、ということをスピーカーは語ります。その3つの条件とは、
Diversity(多種多様性)、Curiosity(好奇心)、Creativity(創造性)
この条件が今の教育において否定されつつあることをコミカルさを混ぜた例をいくつも挙げながら紹介しています。
≪ディスカッション≫
まず、動画を観た感想、受けた印象 を共有しました。
◇彼のアイディアに共感し日本の教育に携わる人たちにも是非観てほしいと思った。
という意見とは裏腹に、
◆共感はするが実行するのは非常に難しいと思う。
との感想も。というのも、上の3つの条件というのはなかなか数値化できないから。また、
◇「教授」≠「教師」ではないか。
具体例として、予備校講師は「教師」で、その力量に応じて報酬も異なってくる。この制度を実際に教育の場に適応すれば、教師のモチベーションも上がるのではないか。
「教師」
を単なる情報の受け渡し役ではなく、
生徒のモチベーションを導き刺激するサポーター役
であるべきだと言っています。
さらに、教師が学校教育において重要な立場であることに関連させて、親も子供に長期的な影響を与えると考えて、自分たちの親はどう影響を与えているか について議論しました。
大多数の参加者の親が、子供に自由を与え、深く干渉せずにやりたいことを出来る環境を与えていたのは驚きました。また、中には「お金」という、目に見える形で テストに対する子どものモチベーションを上げる家庭もありました。しかし、そういった親の希望、期待に応えなければいけないと感じる人もいました。
最後に、自分の勉強に対するモチベーションは何か、を共有しました。
スピーカーが考える理想の教師のような、パッションのある素晴らしい教師のもと勉強できた、という人もいれば、友達や恋人といった競争相手、という人もいました。ここから、自分の周りの環境がモチベーションを高めるのには重要であるということが分かってきました。
スピーカーがいう生徒のモチベーションを導き刺激するサポーター役としての教師は、こういった生徒の可能性を高められる環境づくりを行っていくべきである、という結論に至りました。そうすれば、彼が「死の谷」と表現している今の教育風土を蘇らせ、可能性の風土を作り出すことが出来るという主張にもつながると思います。
大学生である参加者全員に近いテーマである教育を今回取り上げてみたのですが、実際に行ってみてディスカッションのテーマとしては広すぎたかもしれない、という印象を受けました(*_*)
ただ、これを機に自分が親の立場になった時の子どもとの接し方や、今から学校教育に携わろうと考えている人たちに改めて、人を「教育」するということはどういうことか、を見つめてもらえたら幸いです。
以上で報告を終わります!読んでいただきありがとうございました。
次回のTEDee@Uji開催日は決定次第、Facebookにてお知らせします。
今回来られなかった方も、また次回宇治でお会いしましょう :-)
初めての方も大歓迎なので、このブログを読んで参加してみたいと思われた方は是非!
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