今朝は、5名による1グループでのディスカッションとなりました。
使用しました動画はこちら。
Phil Hansen: Embrace the shake
動画の内容
芸術家を目指していたスピーカーは、芸術学校に在学中に、手の震えを発症し、夢を断たれました。
「震えとうまく付き合ってみれば?」そんな絶望の中で出会った精神科医のこのアドバイスがスピーカーの人生を変えます。スピーカーは、震えを生かした独創的な作品を次々と製作し、優れた芸術家としての現在の地位を築き上げました。
こうした経験からスピーカーは気づいたのです。「制約を受け入れそれを活かすことで、創造性がはぐくまれる」ということを。
ディスカッションの内容
まずはお互いの感想を共有しました。出てきた感想の一部を以下に挙げます。
・制約は必ずしもマイナスではなく、我々の進むべき道をはっきりさせてくれるものである
・制約を知ることは、自分を知ることにつながるので大切なことだが、とても難しいことである
・制約の定義は人によって違うものであり、自分だけが制約だと思い込んでいることが多くある
次に、実際に制約を克服した経験について話し合いました。たくさんの意見が出ました。
・自分は背が高い方ではなかったが、バレーでレシーバーとして頑張れた
・スポーツが苦手だったが、その分、放送部ではしっかり活動できた
ほかにも、盲目のピアニストの話題も出ました。視覚が弱い人は、その分ほかの感覚が研ぎ澄まされるらしく、まさに、制約を受け入れ活かした好例と言えます。
最後に、制約を知るためにはどうしたらいいか、ということについて考えました。出てきた考えは以下の2つです。
1つ目は、「比較」です。ほかのものと比べてみてはじめてわかる自分の弱さもきっとあると思います。
2つ目は、「経験」です。何事も経験なしには得られません。様々な経験が、自分という存在を知るヒントになるのは間違いありません。
以上がディスカッションの内容となります。
日常生活でじっくりと考えることがない「制約」という問題についてしっかりと話し合えたTEDeeとなりました。
最後に、僕が感銘を受けた、スピーカーの言葉を引用して締めくくらせていただきます。読んでいただきありがとうございました!
Looking at limitations as a source of creativity changed the course of my life.
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