2013年10月19日土曜日

54th TEDee@Kyoto University 【「今でもまだ」―いじめに悩む美しい君たちへ】【なぜ、私たちが市場を信頼するべきではないのか】

 急に寒くなりましたが、いかがお過ごしですか?あわてて冬服を取り出した庄野です。
今回も10人近くの人に来ていただきました!ありがとうございます!
今回のプレゼンは難しかったので、事前に質問をイベントページのほうに公開させていただきました。

Shane Koyczan: To This Day ... for the bullied and beautiful



【概要】
 プレゼンターはバンクーバーオリンピックで詩を情熱的に朗読をしたことでも知られる詩人のシェーン・コイザンです。彼も昔いじめを受けていた経験やいろいろな人の話から情熱的にいじめを受けている人々の気持ちを代弁しています。タイトルにもあるようにTo this day...というのはいまだに昔に受けた心の傷が残っていることを示しています。いじめられているけど自分の中に美しさがあるとはげましているように感じました。早口でしゃべるので理解できなかったところも多かったかもしれませんが、ぜひ今度は日本語字幕で見ていただくことをお勧めします!!個人的にかなり好きなプレゼンの一つです。

【ディスカッションの内容】
私たちのグループでは参加者が体験したことをありがたいことに共有していただきました。その時はやはりつらいし、いまだにそのことを覚えているけど、それを乗り越えたのは自分の自信にもなっていると語っていただけました。その時に助かったのは、親や周りの友達がいたからということもかたっていただきました。しかし、このような話題は親しい人に相談するのも難しいものなので、インターネットでまったくの他人に相談するのはどうかという意見も出ました。賛成する人は多かったですが、他人は客観的に状況は把握できませんし、実行力も伴わないので、自分がいじめという状況を冷静に考え、理解してくれる人がいると認識する最初のステップにすぎないのではないかという結論に至りました。
 
 次にもし自分の子供がいじめに遭いそうである、もしくは遭っていることが分かった場合どうするかについて議論しました。通常、いじめが深刻化する理由はいじめらている人が現在いじめられている場所しか自分の生きている「世界」がないと考え、自分を追いつめていく傾向にあるので、環境を変えるために地域のスポーツ活動に参加したり、転校したりという意見もでる一方で、現実の社会に出れば、さらに多くの「いじめっ子」と立ち向かわなければいけないから、命に関わる問題までいかない場合は耐えるというのもその子の成長にとって良いのではという意見も出ました。実際には判断が難しく、子供には理解者がついていることと他にも環境があることを認識させたうえで行わなければ危険かもしれません。


 またもうひとつのグループではどのような環境と人がいじめに遭いやすいのかについて議論していました。リーダーシップを持っていたり、スポーツマンであったりといわゆる学校のヒエラルキーの上部にいる人はいじめられることが少なく、やはりヒエラルキーの下部にいる人々はいじめに遭う確率が高いそうです。実はいじめで深刻になるのはその中でも一般的には忍耐力のあり、ほかの人に心配をかけまいとする「強い」子が多いのかもしれません。また男女間でもいじめは異なっていて、特に女性はほかの人々との関係を重視し、社会が男性よりも複雑なのでいじめを解決する際にも困難になりやすいケースが多いそうです。

Michael Sandel: Why we shouldn't trust markets with our civic life

 

【概要】
 プレゼンターはハーバード白熱教室で有名なマイケル・サンデル教授です。彼は、私たちの多くは現在資本主義の世界の中で生きており、社会にあるさまざまなものが市場主義の原理によってお金でなんでも買えるようになっていると主張します。たとえば、世の中にはテーマパークの乗り物を乗る際にあるチケットを買えば、行列を並ばなくてよくなったり、イラクやアフガニスタンでは正規のアメリカ軍より多くの民間会社に雇われた兵士(Private Military Companies:いわゆる傭兵)が戦場に投入されたようです。またプレゼンの中では子供たちに本を読ませるためにお金を払うべきだろうかという、議論もしていました。

【ディスカッションの内容】
 私たちのグループではプレゼンの中ででてきた「子供たちに本を読ませるためにお金を払うべきだろうか」という議論を続けました。また「勉強にした分に応じてお金を払うならどうだろう」という質問投げかけました。結構似ていますが、読書の場合、読むという過程そのものが目的になっており、評価しづらいので、お金をはらうべきではないと考える人が多かったのに対し、勉強はある程度成果を出す(具体的にはよい点数をとる)ことが目的になるので、賛成する人も多かったです。しかし、これは同時に勉強が本来の知的好奇心からではなく、手段に変わりつつあることも物語っているのではないでしょうか。

 もうひとつのグループではPrivate Military Companies(PMC) について議論していました。イラク戦争やアフガニスタンの戦場において民間人の被害などもPMCのせいではないかとも言われ、国民そのものが戦場に出て戦う必要がなくなるので簡単に国民が開戦に傾きやすくなるのではないかという批判も出ていました。しかし、お金を払うことで安全ひいては命を買えるようになるのは事実ですし、巨大産業になりつつあることも事実です。お金で命の問題を片づけることそのものがなのかもしれません。

 今回はずいぶんと重いテーマが多かったですが、軽いテーマの時もありますので、またTEDeeに参加してみてください。みなさんの参加をお待ちしています!
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39th TEDee@Uji 何故女性のリーダーは少ないのか

こんにちは。
TEDee@Ujiの滝野です。
昨日の39th TEDee@Ujiの模様です。

今回の動画は「何故女性のリーダーは少ないのか」です。
スピーカーのSandbergさんは、NASDAQに上場していまなお上昇中のFacebookでCOO(最高執行責任者)を務めていますが、
Harvardを首席卒業後、McKinsey & Companyでキャリアをスタートし、世界銀行、財務省首席補佐官、Google副社長を歴任と、
ハリウッド映画にも出てきそうなくらい、正真正銘バリバリのキャリアウーマンです。

今回のTalkでは、男性に比べて女性の管理職が少ない理由に目を向け、経営幹部を目指す女性に3つのアドバイスをくれました。

Sheryl Sandberg: Why we have too few women leaders


 



【Summary】
1. Sit at the table. 
交渉テーブルに着かないと出世はできない。女性は男性に比べ、自分を過小評価しがちであり、自信と誇りを持って出世を勝ち取ることが必要。

2. Make your partner a real partner. 
家事や育児こそが、世界で一番大変な仕事で、それは女性にとっても男性にとっても同じ。 夫婦が本当のパートナーとして協力し合うことが必要。

3. Don't leave before you leave. 
仕事を辞める前に仕事から離れない。 結婚や出産といった人生計画を立てるのは良いが、決断は早すぎては行けない。仕事から離れる、その瞬間までアクセルを踏み続ける。


【Discussion】 
今回は、1つのグループで討論をしました。
まず、動画を見た感想を共有しました。
※F: female, M: male

(F1) Impressed with the video. Never give up, even though the situation is difficult.
(M1) As the speaker said, women tend to think of their life too early. If my boss is woman and elder enough, it's OK. But if she's older than me by a few years old, I would be very competitive because women boss is usually high-handed for me.
(M2) The problem is difficult to solve because we still have discrimination, but distinction is getting smaller. 
(M3) Whether we're man or women, we can get higher position. even though woman have more pressure from family.
(M4) Women tend to underestimate themselves, while men tend to overestimate themselves. Impressed with the idea that women has to change their mind as well as we have to improve society system.

その中で、なぜ昇進にこれだけ不公平が生じるのかという質問が出ました。

(M3) What makes it unfair?

(M1) It is the difference of proudness, self-estimation, evaluation from others (men), retirement frequency
(M4) It can be explained with the data that more than half of women prefer housekeeping job (retirement from company) if their family have enough income. Woman make more of happiness in family than in work
(F1) I could work, but some of my friends don't think they need to work if we have enough money.
(M4) We have another data that even after having a child and keeping a job, 49% of women want to stay in current position not to promote.

女性の方が家庭での幸せを重視するという意見に対して以下のようなコメントが出ました。

(M2) For education, staying home is important for mother as well as father.
(M1) We used to believe that by three years old, children gets cleverer if they're raised by both parents.


少し話が脱線したところで、本題である「どうしたら女性の管理職を増やせるか」について話し合いました。

(M3) How can we promote women's status in society?

(M1) Improve social service
(F1) In the US, they have a flexible working system, so woman can focus on improving their mind. But, hard in Japan, so we need to improve social society.
(M2) Long-time working is regarded to be good. Women must have more holiday. Flexible working time in full-time job is necessary. We should evaluate the work result.
(M1)We have a part-time job which can't produce much income. Like the Netherlands, We need a part-time job with which we can get fair salary.
(M3) We men need to take care of children, but no company permits us to do so. We need to keep women in the same status after quitting a job, having child, coming back to the job.
(M4) There should be companies which has only female workers.

(F1) Woman company should be successful using their kindness, sensitiveness, warmness.


【Conclusion】
今回のディスカッションでは、
①女性の昇進に不公平が生じる理由について
②どうしたら女性の管理職を増やすことができるか
という2点を取り上げましたが、様々な意見が出たので結論としてはまとめないでおこうと思います。

社会の仕組みを改善することに加えて、女性の意識を変えるというスピーカーの提言は斬新である意味衝撃でしたが、
そうした2つを改善できる可能性があるという点で、女性社員だけの会社は面白い結果になるかもしれませんね。


興味を持たれた方、次回のご参加待っててます。
See you next week!



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2013年10月14日月曜日

17th TEDee@脳ジム

今回は動画を一本にして、活動していきます。
今回からは活動の終わりに、ディスやプレゼンのアドバイスや反省していきました。みなさんが英語でプレゼンをできるようにサポートしていきます。漠然と議論するのではなく、目標をもって活動していきましょう~!


【概要】
Machine-Age(機会の時代)に関するプレゼンです。経済学者であるプレゼンターは今後、世界がMachine-Ageが実現していくと説明していきます。この世界では単一的な労働だけではなく、複雑な計算、状況に合わせた高度な技術や判断が要求される仕事も機会によって代替されていきます。その結果、GDPの増加、財やサービスなどの物価の低下、格差の拡大など経済や雇用などに大きな影響を与えていきます。(プレゼンターはこの世界は、社会的恩恵が増加していくと考えています)特に、高度な教育を受けた層の人間と教育を受けていない層の人間の社会的格差が拡大していくと予測しています。この状況を打開するきかっけが「教育」だと考えています。

【ディスカッション】
「本当に Machine-Age(機会の時代)が実現するか」、議論していきました。みなさんからは将来的に機械が発達し、「ある分野の仕事や労働」のみが機械に代替されていくと意見が出ました。しかし、雇用に関してはデメリットだけではなく、メリットもあるのではないかと意見が出てきました。例えば、社会的格差が増加し、雇用がなくなるだけではなく、安いコストでサービスを利用できるようになりました。インターネット上であれば大学講義を視聴し、TEDも視聴できます。語学や資格を学ぶ上でも学校に通うのではなく、無料の翻訳サイトや低価格の教材をネット上で購入できます。その上で、Machine-Ageが実現した時に自分たちの生活や仕事にどのような影響が存在するのか考慮して、学習し働いていくことが必要だと考えていました。

【プレゼンテーション】
今回は参加者4人全員がプレゼンを行いました。制限時間は3分。そして5分間でプレゼンの内容を作成します。各々議論の要約や自分なりの意見を発表しました。その後、プレゼンの感想、反省、相手のプレゼンのアドバイスを行いました。

 今回は試験的に行いましたが、参加者の方々から好評な意見をもらいました。今後も継続していきますので、プレゼンを鍛えていきたい方はどしどし参加してくさだい!


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16th TEDee@脳ジム

10月最初の脳ジムでのTEDeeです。

今回の動画
 
【概要】
 現代版のGTOの一人かも知れません。刑務所入りを繰り返すギャングの親を持つパール・アレドンドは、治安の悪いイーストロサンジェルスで育ちました。教員のいう事が聞けず沢山の教師に見捨てられましたが、後に自分自身が教師になり、新しく学校を築きました。彼女は様々な家庭事情をもった学生一人ひとりがのびのびと教育を受けるシステムを考えています。
 【ディスカッション】
 議論の導入として自分たちの教師はどんな人たちだったか思い出していました。生活指導の厳しい先生、数学の時間にフランス語を教える先生、世界史でフランス革命についてずっと話し続ける先生など定番の先生やユニークな先生がたくさん挙げられました。そして教育のカリキュラムと学生の好奇心、自主性に話し合いました。一人ひとり異なる考え・背景を持った学生が単一のカリキュラムで適当であるのか、一方で社会人として成長していく過程に必要な教養をつけることも重要ではないか、教育の難しさを議論しました。
 彼女の提案する教育プログラムにも議論の中心になりました。上記の議論に引き続き、日本ではまだまだ教育システムの柔軟性が低い点も見受けられます。それは「学歴偏重主義」ではないでしょうか。中学、高校での教育(特に公立学校)では高校受験、大学受験を目標に授業が行われています。また年々、学生の大学への進学率も増加し、多くの大学が企業への就職支援の充実に力を入れています。このように教育機関の目標が単純化すると返って、学生の好奇心や活動意欲が減少していく恐れがあります。国、学校、地域、家庭など一人ひとりが「教育」についてどうあるべきか考えて、こどもたちを育てていくか考えていくことが「学生に合った教育」のてがかりになるのでないでしょうか?

 
【概要】
レゴを紹介した動画です。みなさんの多くが小さい頃に一度は触ったことがあると思います。(当日の参加者は全員レゴで遊んだ経験がありました)プレゼンターはレゴを情報工学に引用して、画面上にレゴで作った車や建物の設計を行っています。

【ディスカッション】
 レゴの魅力について話しました。数あるおもちゃの中から、長い年月にわたって多くの人に愛された理由を話し合いました。鮮やかで細かな部品が組合すことで、いくつも新しいものが創られていく、作り手の「創造力」を掻き立てるのではないでしょうか。





 

次回からのTEDeeは趣向を変更して開催します、動画を1本のみし、プレゼン・ディスカッション技術の向上に力を入れていきます!


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2013年10月12日土曜日

53nd 京大TEDee 【子どもたちに規律のある環境を与えよう】【次なる可能性を秘めたSixthSenseテクノロジー】



10月になっても暑いのでほとんど毎日Tシャツを着ている庄野です。ときどき夜とか寒いので「失敗した。。。」と思っているときもあります。
今月から京大吉田キャンパスのTEDeeは木曜日開催になりました、みなさん注意してくださいね!
今回は11人の人に来ていただきました!ありがとうございます!

Colin Powell: Kids need structure



【概要】
たぶん、コリン・パウエルはアメリカでもっとも尊敬されている人の一人でしょう。彼は決して裕福とは言えないジャマイカ移民の息子としてニューヨークの下町サウスプロンクスで生まれ育ちました。彼は大学での学業成績はあまりふるいませんでしたが、ROTC(予備役将校訓練課程)に入ったことで人生が変わります。彼は自分にもっとも必要であり、好きなことを発見したことで人生がより面白くなり、軍隊生活の中から子供たちや若者には規律、しつけ(structure)が必要だと感じます。
またコリンは幼少期に良いスタートをきれるかどうかによってその後の人生が変わることを主張しています。

【ディスカッションの内容】
ディスカッションの話題はもっぱら自分の親の教育方針についてでした。厳しい親の方もいれば、自由奔放に育ち自分の本能に従って、生きてきた人もいました。またその中間として親がなにかしらの提案をして自分がその意見を受け入れるかどうかを決める人もいました。
これも人によって相性があると思いますし、答えはないのだと思います。厳しくされたらつぶれてしまったり、自由にさせすぎたらなにもしなくなったということもよくある話ですからね。

また厳しくしつけることで子供の創造性は抑制されてしまうのかという話になりました。ある人はやはり自分で考えて自分の本能に従って行動することで創造力というのも育つのではないのかと主張していました。しかし、もう一方ではトヨタが将来の日本を支える人材を育てるために海洋学園を作りましたが、厳しいことで有名で、トヨタも世界とこれから日本が戦うために創造力が必要であると感じているはずにもかかわらず、なぜそのような学校を作ったのか、やはり創造力はしっかりとしたしつけの上に成立しているものなのではないかという意見もでました。

最後に日本の創造力の足枷になっているのは、大学入試システムによるものかもしれないという意見もでました。ここでは、大学入試に備えて勉強することは大学の勉強でも役に立つ基礎知識を備えさせてくれる点ではすぐれているという意見やもし文部科学省が提案したように面接試験などにするなら、小論文などに出てくる問題を口頭で答えるようにすればどうかという意見も出ました。


子供にはどのようないいスタートを与えればいいかという話もしたかったのですが、時間の都合上いつか機会があればしたいと思います。
みなさんも子供が生まれたらどうするかなどと考えてみると面白いかもしれません。




つづいてはこちらの動画。

Pranav Mistry: The thrilling potential of SixthSense technology



【概要】
プレゼンターであるプラナフ・ミストリーはコンピューターのヴァーチャルな世界と物理的な現実世界を自分のアイディアを駆使してつなげるデバイスの開発を行っています。たとえば、SixthSense デバイスの詳細をはじめ、パラダイムシフトを起こす新しい紙のノートPCなど、日常生活とデータの世界の交流を可能にするツールの数々をプレゼンでは紹介しています。まさしく次世代の通信ツールがここにあります!(WEBカメラなどで物体を認識して動きなどを認識してるものと思われます。)

【ディスカッションの内容】
まず、これらのデバイスを使ってみたいかどうかという話になりました。

賛成意見
使って楽しそう。どこでも使えそうだし、より便利になりそう。しかも使っている姿はかっこいい。


反対意見
飽きそう。逆に中毒になりそう。デバイスがそんなにかっこよくない(プロトタイプの段階だろうからデザイン面は許してやってほしいです泣と大学でこのようなを研究している友達が言っていました)。


そのほかには私たちの生活がスマートフォンなどの普及などによってより私たちの生活がさらにデジタルデバイスに依存するようになってきていることについても話し合いました。
スマートフォンを使うことで簡単にSNSなどにアクセスできるようになり、情報などを簡単に得れるようになりましたが、それにともなってネット中毒になる人やいじめが起きたり、サイバー攻撃に対してとても脆弱な社会になりつつあるのではないかという意見も出てきました。しかし、自分自身を律してネットやデジタルデバイスとうまくつきあっていくしか道はないのでしょう。

私自身はネット中毒気味だったことから、大学を入ったのを機に下宿先にネットを契約しませんでした。もちろん大学の近くに住んでいるのでネットにはアクセスできます。不便であり、私の関係者各位にはご迷惑をかけていますが、一応24時間以内に基本は応対しようとはしているのでご了承ください。まだ就活もないので何とも言えませんが、ネットから離れることができるのも束縛感がなく、いいものですよ。
これが私なりのネットとの付き合い方です。

以上が今回の京大TEDeeの内容です。
来週以降も木曜日に開催しますので、お気軽にお越しください!

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2013年10月5日土曜日

52nd 京大TEDee 【オンライン上の事実のフィクション】【哲学朝食会】

こんにちは!金木犀の薫りが好きなまっきーです。
今月から京大吉田キャンパスのTEDeeは木曜日開催になりました。そのためか、今回は18人(参加者数記録更新?)もの方にお越しいただきました。ありがとうございます!


How to separate facts and fictions online



ジャーナリストであるスピーカーが、ネット上に転がる情報の真偽をどのように見極めているかを語ります。
例えばネット上にリアルタイムで転がるシリア情勢を写した映像が実際に撮影されたものか否かを調査するため、彼らのチームはグーグルアースなどのフリーソフトウェアを駆使し真実性を検証します。
その検証方法は非常に興味深いので、TED動画をご覧になることをお勧めします!

ディスカッションでは、まず我々がどのような手段で日々情報を入手するかを話し合いました。多くはYahoo Newsでしたが、紙媒体の新聞やtwitterなども見受けられました。紙媒体の新聞(もしくは電子版紙面の新聞)は包括的かつ相対的に情報の位置づけを理解したうえで入手することが可能ですが、ある程度特定の情報のみを得たい場合はそのほかのtwitterやnaverまとめなどのサイトから入手することも可能だという意見もでました。

以上のようにニーズに応じた情報供給の手段が多く存在することにより情報の入手は困難ではない一方で、情報の真実性や妥当性が問題となります。
情報の真実性は、動画のトークの通り、実際に情報が正しいものであるかが分からないという点です。特にnaverまとめなどの口コミベースのサイトは手軽ではあるものの情報を信じるかは閲覧者の責任になります。
これに対し情報の妥当性は、情報提供側としての責任が問われます。例えばfacebookでプライベートな写真を公開設定したために全世界から誹謗中傷にあってしまうケースや、グロテスクな写真を含んだリンクをシェアすることでタイムライン閲覧者を不快な気持ちにさせるケースなどがそれにあたります。今後、情報モラルが改めて議論されるべきなのかもしれません。



The Philosophical Breakfast Club



歴史家で哲学者のスピーカーが、現代の科学者を生むきっかけとなった「哲学朝食会」の逸話を語ります。それまで「自然哲学者」と呼ばれていた人々が1833年の英国での会議で初めて「科学者」という呼び名を得たのち、「哲学朝食会」での議論を通して4人の科学者が変革を起こします。彼らが起こした変革には、証拠に基づいた帰納的方法、公益のための科学、外部からの資金援助が挙げられます。
しかし科学の発達とともに専門家集団とその他の集団の間に乖離が生じてしまったことをスピーカーは危惧し、「科学は科学者だけのものではない」と締めくくります。

ディスカッションでは、まず「科学者」と「哲学者」の定義について議論しました。端的に言えば哲学者より科学者の方が、公益のためという考えが強いイメージがあるとのことで意見が一致しました。あくまでもイメージでしかありませんが、科学者と哲学者ともに興味を追求することで精神的な充足を得る部分が多く、とりわけ哲学者にそのような傾向があるのではないかという意見がでました。

また科学者と非科学者の乖離することの何が問題であるかという議論も行いました。
結局は科学者のような専門的知識は求められないものの、時事ニュースや日常生活に不可欠な知識(基本的な病名やそれに対応する薬品など)は教養・生きていくうえで必要だという結論に至りました。

以上が今回の京大TEDeeの内容です。
来週以降も木曜日に開催しますので、お気軽にお越しください!^^






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2013年10月4日金曜日

38th TEDee@Uji ストレスと“友達”になるには



みなさん、こんばんは!お久しぶりです(*^_^*)
やっと涼しくなってきて、秋の夜長を満喫している 下村眞子 です。
木曜日行われたTEDee@Ujiの様子をお送りします!
テーマは、「ストレスと“友達”になるには」。

今回は、8名の参加だったので2グループに分かれてディスカッションを行いました。


Kelly McGonigal: How to make stress your friend





おおまかな動画の内容


一般的に、「ストレス」とは誰もが抱えたくないもので避けたいもの といった、 ネガティブなイメージが強いということを例を取り入れながら挙げた上で、 実は、ストレスがあなたを苦しめる のではなく、その「ストレス=よくないもの」という考え方があなたを苦しめている ということを死亡率のデータを用いて教えてくれます。そして、人間の身体の構造の科学的根拠をもとに、心理学者であるスピーカーは「ストレス」に対する考え方の転換を紹介しています。


ディスカッション


まず、
私たちのグループでは、動画を観た感想、受けた印象 を共有しました。

◇ストレスを感じることは何かしらいいこと とは観る前から知っていたが、観終わってそのことが裏付けられた。
◇ストレスはよくない という考え方からの流れで、その時に出るホルモンもよくないものに違いない と考えていたが実はその逆だったことが意外だった。
◇ストレスが最終的に周囲との繋がりを求める、というスピーカーのプレゼンの流れが、いまいちしっくりこなかった。
◇発想の転換で、こんなにも実際に死亡率などのデータに現れる結果が変わるということに驚き、感動した。

などなど


ディスカッションをしている中で、そもそも「ストレス」とは何なのか?というところに至り、 ストレスには、緊張や不安、興奮、期待といった様々なものが含まれると気づきました。

そして、スピーカーはこのプレゼンの中で例に挙げていたように、 大勢の人の前に立ってプレッシャーを感じながら話したり急かされながら問題を解く時に感じる「ストレス」について言及しているのだ、ということを再認識しました。

ストレスをよくないものと考えず、いいもの、ストレスという身体からのサインが自分を健康的にしてくれる ととらえるだけで、自分の中の精神的な変化だけでなく、実際に身体の中にも変化が見られ、 苛立ちや緊張のストレスを感じている時に起こっていた圧縮した状態だった血管が、楽しさや勇気を出す時と同じような緩んだ状態になるということには驚かされました。



さらに、スピーカーは最後に "Stress makes you social." と結論づけています。 少し、論理の飛躍があるように感じたのたので、これは一体どういうことなのか一度考えてみました。

神経ホルモンとして知られるオキシトシンは実はストレスホルモンでもあり、そのホルモンが心臓を再生、強くします。 そして、人が他者に対して共感を求める時、誰かと繋がりを持つ時にこのホルモンが多く分泌されるというのです。 人との関わりを通して分泌されたそのホルモンのおかげで、結果的に私たち人間の身体が健康的になる、ということをスピーカーは言いたかったのではないでしょうか。
しかし、これは一種のサイクルのようなもので、特に初めて出会う人との関わりの中にストレスはつきものである という意見も興味深かったです。


もう一つのグループでは、この動画を観た感想の他にも、

実際にどういう時にストレスを感じる(感じた)か や

ストレス解消法 

について話していたみたいです。
就活の時にストレスを感じる方が多かったようで、これは、終わり、到達地点が不明確である状況下ということが大きく関係していたみたいです。 また、Social というのは必ずしも face to face の繋がりだけではなく、SNSでの繋がりでもあり得るという意見もみられました。


ちなみに、私のストレスを感じない考え方として、

今これが出来なくても、死にはしない。(なんとかなる。)

というのがあります(笑)
でも、こう考えるようになってから、だいぶ気持ちが楽になりました。

ストレスを全く感じずに生活していくことはおそらく不可能だと思います。
だからこそ、そのストレスとの「付き合い方」を考え直してみるいいキッカケになれば、 と思い、今回この動画を選んでみました。
ストレスを楽しめるような人になれたら、「ストレスと“友達”になれた」と言えるのではないでしょうか。



以上で報告を終わります!読んでいただきありがとうございました。

来週の予定日は決まり次第、facebookにてアップするのでまた次回お会いしましょう :-)
初めての方も大歓迎なので、このブログを読んで参加してみたいと思われた方は是非!




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