2012年11月15日木曜日

20th 朝TEDee@AntennaCafe丸太町

みなさん、こんにちは
TEDee@アンテナカフェを担当している竹内です。
最近寒くなって来ましたが、食あたりで二日間寝込んでしまいました。
健康管理には気をつけてくださいね(笑

今回20th 朝TEDee@AntennaCafe丸太町を紹介します。

今回の動画のテーマは「グールプワーク」!

Tom Wujec: Build a tower, build a team


この動画の注目点は「マシュマロタワー」です!
Tom Wujec氏はTEDのPeter Skillman氏がが主催した「マシュマロ・チャレンジ」という課題について学び、ビジネスマンや学生、企業の経営者、建築家ら約800人に向けて行ったところ高評価を受けて以来、多くの人に行ってきました。
 今回この動画では Wujec氏が「マシュマロ・チャレンジ」をさまざまな人に向けて行い得られた結果から発見した事実について紹介されています。

 この「マシュマロタワー」を聞いてみなさんは、どんなタワーを想像するでしょうか?
実はこのマシュマロタワーはグループワークや共同作業での重要な本質に関わる教訓が秘めているとWujec氏は述べています。


【用意するもの 】
スパゲッティ
糸
マシュマロ
マスキングテープ
紙製のランチパック

【マシュマロチャレンジの始め方】
 制限時間内は18分
制限時間内に用意された材料を組み合わせて、出来るだけ高く積み上げていきます。そして制限時間以内に積み上げた一番上にマシュマロを置いて、一定時間積み上げた構造物が崩れなければ完成です。
 一番高く崩れずにマシュマロを高く置いたチームが優勝です。制限時間内にマシュマロが置けなかった。制限時間経過時点で崩れてしまった場合は失格となり計測の対象外になります。

 【ルールと注意】
材料は食べてはいけません。
何度もつくり直しても大丈夫です。
スパゲッティは割って使用してもよろしいです。
マシュマロは分裂させて置いてはいけません。

では、実際に Wujec氏がビジネススクールの学生、幼稚園児、建築家、CEOの中で平均的にどの分野の人々が高くマシュマロ・タワーを積み上げられるでしょうか?

1番は「建築家」
2番目はなんと「幼稚園児」 !
彼らは平均的なCEOよりも高い水準の成績をあげています。
3 番目「CEO」
4番目は「ビジネススクールの学生」
学生らは平均よりも低い10cmほどでした。
平均的な高さは20cmで、この高さより低いのは「ビジネススクールの学生」だけでした。

【教訓】
「マシュマロ・チャレンジ」から発見される教訓は、「プロトタイプ=試作品」の重要性です。
「プロトタイプ」を作ることで、プロトタイプの成功、失敗、欠点の原因を学んで、新たな「プロトタイプ」を作り、次のプロトタイプへとつなげていく....
つまり、「失敗から成功を学んでいく」ことではないでしょうか?
特に、幼稚園はこの作業がとても得意で、次々とマシュマロ・タワーの試作品を作り上げていきます。一つの試作品を作るたびに成功に導く、フィードバックが得ることができ、建築家やデザイナーの方はこの点でも優れているではないでしょうか?
一方、ビジネススクールの学生は適切なプランを一つ作ることに教育され、マシュマロを置くころには、あまり時間が残されていません。

【TEDeeディスカッション】
ディスカッションでは「時間が制限されてる中、試行錯誤をしていくことは難しい」「無計画に試していこともなかなか難しい」という意見も出てきました。たしかにプランを十分に計画を練ることは必要ですよね。やみくも選択していては、結果は良くなりません。私たちの生活には必ず「締め切り」「期日」といった「終わり」があります。そのことを意識しながらも、日々物事に実践しながら取り組くんでいくバランスが必要だと思います。また失敗を恐れずに、失敗を受け入れながら試行錯誤しながら挑戦を重ねていくことで、成功につながっていくのではないかという意見も出てきました。

なので、今回はコラムとして「頭で色々考えるけど、なかなか実行に移せない!」という方に向けて、「より素晴らしい結果を出す」ことへのアドバイスを送りたいと思います。

1、失敗は恐れていけません
 「失敗は成功の母」です。現在、社会的に成功している人たちはみな、大きな失敗や挫折を経験して、成功しています。
2、不完全なアイデアやプランを受け入れましょう
 不完全なことは恥ずかしいことではありません。この世に完全無欠な存在はありません(笑
3、とりあえず実行する
「アイデア」は実行しましょう!考えているうちでは気づかなかった、長所や短所が見つかるかもしれません。

また 「マシュマロ・チャレンジ」に興味がある方ははこちらのサイトをご覧になってください。「マシュマロ・チャレンジ」詳しい説明が載っています。
http://marshmallowchallenge.com/Welcome.html

以上で今回は終えたいと思います。
また活動に興味がある方は気軽に参加してください!

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2012年11月14日水曜日

16th TEDee@Uji ちょっと生き方とか考えてみました:)

最近めっきり寒くなってきましたね。朝起きれなくなってきたし、ダウンとか早々と着ちゃうし。
本格的な冬が来たらどうなってしまうのでしょうか。心配です(*_*)
ちなみに好きな鍋はキムチ鍋です。
TEDee@Uji担当の西村哲(あきら)です。


それはさておき、今日行われた16th TEDee@Ujiの雰囲気をお伝えしたいと思います。

今日の動画はこちらっ!!

Jane Fonda: Life's third act(人生の第三幕)




今回のテーマは

ずばり生き方について。

でした(*^^)v

人生には様々な生き方がありますよね。



「京子~~!!!!!!おいっおいっおいっ!!!」(アニマル浜口)

最初見たときは衝撃的でしたが、この動画を見た後だと、この方の生き方やバイタリティって実は見習うべきところがたくさんあるのではと思うことができました。

【大まかな流れ】
”この一世紀で起こった最も顕著な変化は寿命がこれまでで最も長くなったことだ。”

それにも関わらず、人生に対する考え方はアーチのようにピークを迎えた後は下降していくばかり…という過去のパラダイムに支配されているとプレゼンターは言います。また老いによって病気の発症率が上がることから「老いること=病気にかかること」という悪い部分にばかり目が向けられがちです。
果たして本当にそうなのか、いやそうではないだろうというのが今回のお話。
人生はアーチ型というよりもむしろ階段状に進歩し続けることが可能であるというプレゼンターの力強いスピーチが印象的です。
「寿命の延長によって享受された約30年間の人生をいかに過ごすか。」
今まで生きてきた人生を振り返り、自分自身を見つめ直すとともに、過去の過ちを許すことで記憶のほつれを正していく。またそうすることで自分自身だけでなく、周囲の人に対しても良い影響をもたらすのではないか、とプレゼンターは締めくくります。

最後に動画の中である作家が書いた文章が紹介されます。その中で印象に残った引用を紹介します。これは彼がALTという命に関わる病気によって身体機能が少しずつ衰えゆく中で書かれたそうです。
 "As I lost so much, I finally started to find myself."
(多くのものを失う一方で、私はついに自分自身を見つけ始めたのである。)


この年齢で考えるのは少し早いトピックという気もしましたが、誰もがいつか経験する老いについて今回は思いを馳せてみました。

【Discussion】for 45min
今回も10人の方が来てくださいました!!そこで3グループに分けてディスカッションをすることにしました。
我々のグループでは、初めにこの動画に関する意見をシェアしました。
多くの人から「老いについてネガティブに捉えていたけどそうではないのかも」という声が聞かれました。個人的には還暦を迎えて尚若々しいスピーカーに驚きでした!(^^)!
また人生の比喩として彼女が提案した、精神面では常に向上し続ける階段状がよりふさわしい表現だという考えには全ての参加者が同意していました。
一方で肉体面ではピークがきて、いずれ衰えゆくのは変えがたい真実です。いくら人生の第三幕について思いを馳せても、実際に肉体の衰えを実感すると考えは変わるのではという慎重な意見も見られました。
人生の第三幕の役割について、スピーカーは第一幕、第二幕で不完全に終わってしまったことを肯定的に見つめ返す機会になると述べていたことを受けて、
逆に考えれば今のうちにたくさんの失敗をして恥ずかしい経験を積んでおくことが、第三幕で意味を持ち始めるのかも!ととてもポジティブに捉えている方もいました。

最後に、それぞれの参加者に第三幕をうまく生きるために、今どのように過ごせば良いと思いますか?と尋ねてみました。
・第三幕を活動的に過ごすためにはやはり健康が大事。食べ物とかに気を配りたい(15th TEDee@Ujiでも話しましたね笑)
・何でも今のうちに挑戦し、後悔することを恐れないのが、結果的に充実した人生の第三幕をもたらすと思う。
などなど。あっという間の45分間でした。

【Presentation】for 20min
いつものように他グループでディスカッションされた内容をプレゼンしてもらいました。
特に興味深かったのは、身近な祖母の例を出して実際に人生の第三幕をうまく過ごしているという人の意見があった一方で老人ホームにいる人はまるで赤ちゃんのようで、彼女の考えに同意できないという意見もあったことです。動画中に出てきた作家の全く逆のパターンで、脳が病に冒された場合、人生の第三幕を生き抜くことが一気に困難になってしまうことを改めて実感しました。

また若いうちは多くの将来が残されていますが、年を経ることにその道は少なくなります。
そのときに二通りの考え方が可能で、、
一つは多くの道が失われこの道を選ぶしかなかったと取るか。
一つはこの道は自らの意志で選んだと取るか。
前者を選ばずに後者を選ぶことで、人生に対してより前向きに生きれるだろうし、それが第三幕をよりよく生きる秘訣になるのではという意見がありました。
また他のグループではどんな老後が生きたいかという話にまで発展したようで、それぞれの夢について楽しく語り合ったりもできたようでした。

今回の動画を見ていて思ったのは、いずれにせよ、今を悔いなく生きることが一番大事なのではないかなということでした。
第三幕で振り返り、意義を与える時間があると今知れたことは、今後の人生をよりチャレンジングに生きるためのセーフティネットになるような気がします。

だって今いくら失敗したって、最終的には肯定的に捉えられるんですから(*^^)v
年を重ねることをいくらかポジティブに考えられるようになったのは間違いありません。

ちなみに個人的には年をとっても若いときの気持ちを忘れず、同じような内容で若い人たちと話して笑えるようなファンキーなおじいちゃんになりたいです(笑)

といったところで今回はこの辺りで(*^^)v
また次回お会いできることを楽しみにしています!
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*TEDee@宇治は毎週木曜の19時半から20時半まで京大宇治キャンパス内で行っています!
次回開催は11/22(木)です。みなさんのご参加をお待ちしています。
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*We hold TEDee@Uji every thursday from 19:30-20:30 in Kyoto University Uji campus.
Next TEDee@Uji is going to be held on November  22nd(Thr). 
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2012年11月8日木曜日

TEDee@Uji #15 子供たちに食の教育を

ヒートテックはアッタカイデスネ(*´ー`)
TEDee@Uji 担当の久保です。
今日のTEDee@Uji#15 の報告をします。

今日はなんと参加者12名!!
ということで4人づつの3グループに分かれてディスカッションを行いました(^^)

今日の動画のテーマは「食育」。

Jamie Oliver's TED Prize wish: Teach every child about food


「食育」という言葉は最近よく耳にしますが、言葉の由来は1800年代後半に遡るようです。
日本では平成17年に食育基本法が、平成18年に食育推進基本計画が制定されるほど食に対する意識が高まってきていて、具体的な取り組みも進められているようです。
http://www.mext.go.jp/a_menu/sports/syokuiku/index.htm

食育インストラクターという資格があるらしので興味のある方は受けてみてはいかがでしょうか??

【動画内容】
話者はイギリスやアメリカにおける食文化のひどい現状を嘆き、これを改善すべく人々に食育を行なっています。アメリカでの死亡原因のトップ3は心臓病・がん・脳卒中、第6位は糖尿病であり、これらは食に関連した病気で、重大な社会問題となっています。
イギリスやアメリカの学校では、砂糖入りのミルクが給食で提供されたり、子供たちが「なすび」を見て「梨」と答えるほど食べ物に関してあまりにも無知であったりするという現状があります。
家庭・学校・社会は、どのコミュニティーもそれぞれ食に関する知識や技術を子供たちに教える責任があります。
すべての子供たちに食に関する教育をし、家庭で調理された食事を基本とさせ、肥満と戦うよう力づける、これらが話者の願いです。


【ディスカッション内容】
では、ディスカッションに移りましょう◇\(・・)/◇

まずはファーストインプレッションについて。
この動画はアメリカ・イギリスの話が中心で、日本では考えられないようなファストフードの山の映像がありましたね!

ピザ、ホットドック、ドーナッツ、、、これらをあなたの家庭で一週間で食べるのですか!!そりゃ太るわ。
給食のミルクにそんなに砂糖がはいってるんですか!!そりゃ太るわ。

ま、簡単にいえば動画をみてこんな感じの印象を受けてショッキングだったようです。

今日の主なディスカッション内容は以下のとおりです。
●アメリカの食育・食文化の問題点、およびその解決法
●日本の食育・食文化の問題点、およびその解決法

アメリカでは食に関する驚くべき惨状が広がっていますが、果たして日本はどうでしょうか?
問題点として以下のような答えが挙がりました。
①日本の子供たちもアメリカの子供たちと同様に、食べ物がどこから来ているのかをあまり知らないのではないか。
②日本の食文化はアメリカ風になってしまった。例えばファストフードの日本進出、米飯に代わってパンを食べる機会が増えたこと、魚に代わって肉を食べる機会が増えたこと、こられに伴い野菜が不足しがちなこと、などなど。
③和食文化の喪失。例えば、最近おせちを食べなくなった。
④家族がそろってご飯を食べる機会が少なくなった。
⑤朝食を抜くことが多い。

では、どうやって解決してゆけば良いでしょうか?
①子供たちに、食と健康について教える、肥満の危険性を教える、作物のルーツ・育て方を教える、家庭・学校できちんと料理を教える。
算数・国語・理科といった受験に特化した科目だけではなく、教育の一環として食育を施すべきである。
②ファストフード店に関して、バーガーに肉をはさむのではなく、たとえば豆腐をはさむ。
③おせちを食べる!


他のグループのディスカッションでも同様のディスカッションで今回は割愛させていただきます。
好きな食べ物は、だし巻き、味噌汁などといった話もしていたようで、The日本人っていう感じです。



生まれてこのかた学部生のころまでは、腹が満たされれば食は適当でよい、健康第二、あるいはそれ以下の位置づけ、などと思っていましたが、ここ数年はもっぱら健康第一という考えが強まってきました。( ̄~ ̄;)
年をとるとこうなるのでしょうか。。。

私たちが将来子供をもったときに、食の知識・技術というLife Skillをきちんと教え込むことができるでしょうか。
食育が教育の基本であるという風潮が一過性の流行に終わるのではなく、個人個人が豊かな人生を送るための抜本的改革になることを願いたいものです。


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32th TEDee @ Kyoto Univ.

こんばんは!まっきーです。今回の京大テディ―は10人の方に来ていただきました!
そして今回はなおやくんがブログを書いてくれました(私も微妙に書いていますが笑):)
以下ぜひぜひご覧ください!


ニール・ハービソン:「僕は色を聴いている」




"Life will be much more exciting when we stop creating applications for mobile phones and we start creating applications for our own body.”


1本目のTEDビデオは、まなべさんのリクエストでNeil HarbissonのI Listen to Colorです。
彩り華やかな服装に、頭になにやらデバイスを装着して登場します。
そのデバイスの名はEyeborg。

彼は生まれつきの色盲で、このEyeborgによって色を音で認識することが出来るようになったといいます。Eyeborgの仕組みは至って簡単で、発色物にデバイスのセンサーを向けるとその音固有の音がイアフォンに流れます。それぞれの色の波長に対して音の波長が割り当てられており、Neil氏はEyeborgの利用者であると同時にプログラミングにも関わりました。

(割当て方は二種類あるようです、詳しくは:http://en.wikipedia.org/wiki/Eyeborg)

File:Harbisson's Sonochromatic Scales.png

Eyeborgは彼に全く新しい体験を齎したと言います。日常生活で色を聴覚で体感し、逆に音楽を聞いて色を連想したり、遂には色の夢を見るまでになったそうです。今となってEyeborgはもはや単なるデバイスではなく彼の身体の一部です。色に対する興味は可視光に留まらず、紫外線や赤外線といった不可視光線も感知できるように改良し、彼の感性は色盲でない我々のそれを凌駕している様にも思えました。

最後に “If we extend our senses, we will consequently extend our knowledge.”。感覚を広げると、必然的に知識が深まる。みなさんもサイボーグになってはいかが?という締めくくりでした。
斬新で面白いトピックでしたが、私のグループでは抵抗感を示す人が少なくありませんでした。

「あなたが色盲なら使いますか?」に関してはyes。
「興味本意として使うか?」に対してもyesでした。
しかし、サイボーグ化に関しては慎重な意見が多かったです。

まず電子機器に感覚を託すことによって、自然感覚が犯され、ついには感性すら失うかもしれないという意見がありました。
また、技術的限界もあります。デジタルが近似されたデータである以上、電子機器には自然感覚になり得ないという意見もありました。確かに微妙な色合いの変化を認識出来るかというと、いくら科学技術が発達するとはいえ難しいかもしれません。
またこれをプログラミングするにあたってNeil氏の感性が関わっているため、他人にとってはそれを強制されている気分にならないか?という問題も取り上げられました。

それに対して反論としては、そもそも私たちの自然感覚がどれほど重要なのであるかということです。
色に結びつけられた感情や感性は、今まで経験や関係性によって蓄積されて初めて生まれるものなのではないか?ということです。

つまり、色を認識するファンクションとしての目よりも、それに関係性を見出だして認識する脳が重要なのでは。
例えば青い物体を見て、それが例えば「海の様」だと自分の脳内で関連付けることができて初めて「青」に意味があるのでは。
仮に人生で初めて青を見たとしたら、その青色になんの感情も抱きませんし、意味も見出だせないでしょう。

そもそも、絶対的に「色」を決めつけることが出来ません。私と他人が同じ色を見ているとは限りませんし、私たちの視野で実際に色を認識しているのは一部で、大半は想像によって着色されているのです。感覚とは予想以上に想像に依存するものなのです。
そして、色が相対的存在であるなら、Eyeborgというキャンバスを用いて色に関係性をつけて行くことが出来れば必要十分なのではないかと主張しました。

エンターティンイングなプレゼンに反し、真剣で深い議論となりました。


マルコム・グラッドウェル、パスタソースと幸せについて



"In embracing the diversity of human beings,  we will find a super way to true happiness."

二本目はMalcom GladwellのChoice, happiness and spaghetti sauce。
彼はパスタソースの革命児、Howard Moskowitzについて紹介しました。

ある時Howardはペプシ社に最よい甘味料の配合の調査を依頼されます。適切な配合は8-12%と事前に伝えられてたHowardは、8%,8.1%,8.2%...と小刻みに配合の種類を変え試飲実験を行いました。普通は10%当たりで最大値を取るベルカーブを予想しますが、出て来た結果はなんの法則性もない散らばったものでした。
これに何らかの結果を求めたHowardは「一つの理想のペプシがあるのではなく、理想のペプシ”達”がある」と結論づけました。

それまでの料理界の常識では一つの理想的な味があり、それに如何に近づくかに腐心する事が正しいとされていました。
イタリアの伝統的なパスタソースは液体比率が高くサラリとしたものでした。Prego社は常識に肖りサラリとした伝統的なソースを作っていました。しかし、Cambell社の登場で販売が落ち込み、Howardに改良を依頼。彼が出した処方箋はバリエーションでした。
そして何種類もののソースを開発し、そのうち固形トマトがゴロゴロ入っているもの(Chunky)が見事大ヒットします。

世間に出す前に試飲試食で調査をし開発するのが一般的とされていたマーケティング方法に対して、消費者の判断にゆだねるという新しい提案をしたのです。
選択肢を増やす事によって、それまで良かったと思ったものよりも良いものがあると感じさせる事が重要であるそうです。

「多様化によって生活が豊かになる」。これと反対の主張をしているBarry Schwartz: The paradox of choiceの一部を立て続けて見ました。
こちらは3ヶ月ほど前の京大TEDeeで使ったもので、選択肢を増やす、あるいは与えることの問題点として、一つに「知識人の選択の責任の放棄」、二つに「選択に対する後悔の増大」が挙げられました。

「知識人の選択の責任の放棄」、というのは医者と患者の関係に顕著だと思います。
つまり医療のエキスパートである医者が、医療の知識において弱者である患者に対し手術を行うか否かの判断を最終的に委ねることは、患者にとって大きな負担となる、ということです。

皆さんは選択肢が多い方と少ない方、どちらがより幸せだと思われますか?
グループ内では選択肢が少ない方がより困らず幸せだという意見が大多数でした。
エキスパートに任せておいた方がよりよい判断を下すことができる、というのは確かに一理ありそうです。
その一方で、判断材料となる情報を多く持ち合わせていれば、多くのオプションがあった方がより幸せなものを得られるのでは、というのが個人的な (まっきーの) 意見です。
しかしそこでinvisible happinesstという自分では知ることのできない幸せというものもあり、これに関しては他人に気づかされない限り自分で探し求めたりすることは不可能でしょう。ここで消費者の潜在意識を掘り起し、商品化して売り込む生産者こそが成功するのではないでしょうか。

最後にBarryさんの名言"The secret to happiness is low expectations."を吟味しました笑
これと逆に期待を高くして不幸せになった、という事例はかなり議論してでてきました。
因みに期待が低いこととペシミストであることは同義なのか否か、という話にまで発展しました。

個人的には期待を低くすると幸せになる、という例についてはもっと議論したかったです笑

――――
来週も水曜にテディ―ありますよ!
ぜひお越しください!内容は健康志向で攻めています。
参加されたい方は↓からお願いいたします。
https://www.facebook.com/events/367207860036102/

それと、再来週以降に扱う動画、絶賛募集中です。
再来週は恋愛トークでもしようかという話も出てました(?)。なんでもウェルカムなので、面白い動画があればお知らせください!

2012年11月7日水曜日

19th TEDeeKyoto朝活



朝活常連となりつつある栗原が今週も、谷森さんに代わって今朝の報告をさせていただきます。 

今朝は2グループでのディスカッションとなりました。

 

今回の動画は、「スタジオスクールへの案内」


 


 

実用的なことを様々な機会を通して学びたいという生徒のための新たな学校のモデル(スタジオスクール)を提唱した動画です。

 

私のグループで話し合ったことをシェアさせていただきます。

 

旧来の学校とスタジオスクールとの対比が中心でした。

前者は必要な基本の知識の習得に適しており、後者はモチベーションを保った学習に適しています。そこで両者を組み合わせることが大事だということでした。

 

また、日本でスタジオスクールを導入するとすればどうすればよいかということにも触れました。

スタジオスクールでは生徒に対し積極性を求めているので、生徒の積極性を保てるようにしてやることが一番重要であるということでした。つまり、生徒の中に潜む、幼稚園児の頃のやんちゃさを温かく見守り続けようということでした笑。

 

大まかな内容は、以上です。

もう一つのグループでは、そもそも興味がわくようなものを見つけるにはある程度学ばなければならないではないか、という意見もあったようです。

 

朝活の雰囲気は、月曜日の朝に眠気と寒さに勝った者だけが味わえるものです。私はもうその虜になってしまいました。ぜひ一度味わっていただきたいと思います。


栗原くん、ありがとうございます!皆様も是非、朝活に参加してください!そして虜になってください☆

来週の朝活イベントページです。
http://www.facebook.com/groups/224161817629970/#!/events/338419602923512/

それではまた来週お会いしましょう(^^)

2012年11月1日木曜日

TEDee@Uji #14 世界の変化に気付けていますか?


夕方頃、すごくきれいな夕焼けを見ることができて少し気分が晴れやかです。
空気が澄んでいて、秋も深まってきました。
そろそろ紅葉が見ごろとなる季節ですね。
TEDee@Uji担当の西村哲(あきら)です。
ニュースキャスターばりの前置きからではありますが(笑)、
今日行われたTEDee@Uji #14の内容について報告しますね(*^^)v

今日の動画はこちらです↓
Eddie Obeng: Smart failure for a fast-changing world



この人、ちょっとチンパンジーに似てるなぁと思ったのは私だけでしょうか(笑) 


ほんとどうでもよくてすいません(笑)
でもプレゼンテーションの内容はなかなか示唆に富んでいました(^v^)

【大まかな流れ】
スピーカーは最初に誰もが知っている”線の長さが同じなのに違って見える図”に少し細工を加えて、
”21世紀のこの世界では過去に当たり前だったことが知らぬ間に変化してしまうことが起こる”
ということを伝えます。
そして以下の3つの要素に変化が起こったとスピーカーは言います。
Speed、Scale、the density of interaction
変化のスピードは加速するとともに、そのスケールは次第にグロ―バルなサイズになっています。さらにはインターネットの普及により、人々はより密に連携し合うようになりました。
こうした変化にどのように対処していくのか。それに対する答えとは?
”We spend our time responding rationally to a world which we understand and recognize, but which no longer exists.” 
(我々は自分たちがこういうものだと認識している世界に理性的に応じるように人生を過ごすが、そのような世界はもはや存在していない) 

【Discussion】
本日は7人の参加者が来てくれたため、二つのグループに分けました。
僕のグループは手始めにアイスブレイクみたいな感じでお互いの自己紹介をする時間を設けてみました。「趣味は何ですか?」というありきたりな質問をしましたが、英語で表現するのはなかなか難しかったりするんですよね。

さて、ウォーミングアップもすんで英語を話す準備ができたところで、いよいよディスカッションを始めました。
ところで今回の動画はスピーカーの話す速度が本当に早かったため、内容を理解するのが一苦労だったようです。
そこで動画に関連するところで、”Change”について思うことを話してもらいました。

・インターネットサービスや携帯電話の普及が世界をボーダーレスにした。
・16-17世紀頃に地球上で未踏の地が無くなったとき、人々の意識に大きな変化が訪れたのでは?といった意見が聞かれました。

そこから我々の周りには様々な資源が溢れているため、本当に重要なものに気付きにくくなっているのではないか、例えば現代の”情報の氾濫”が我々を本当に必要な情報から遠ざける要因になっているのではという話になり、情報に対する教養(Information literacy)を持つことが大事であるという考えに至りました。

また世界の変化が加速しているのに、我々の学習の変化はそこまで大きくないのだから、我々も加速的に変化していくべきではという意見も聞かれました。ただ、どうすればそれが達成されるのか、具体的な解決策を見つけることができませんでした。
一方で結局彼の言うところの”smart failure”について議論できなかったのは少し心残りでした。

【presentation】
今回は自分たちのグループの内容について僕自身がプレゼンを担当したので、他のグループの意見を聞くことができませんでした。しかし、お互いに内容にしっくりこない部分があったようです。


ひょっとすると、彼のプレゼンの目的は”世界はこんなに変わりつつあるのに、それに気付かないでいるのは良くないことかもしれない”ということを伝えるのに留まるのかもしれません。

そこからどのように考えるかは自分たちの今後にかかっているのでしょう。
より多くのアンテナを立てて、自分の周りの変化に敏感に応じるように心がける方法を模索していきたいなと感じました。

今回はこの辺りで(*^^)v
I hope you could feel the atmosphere of TEDee@Uji even a little bit while reading this blog. We always welcome your attendance:) We're looking forward to meeting you there.
See you on next TEDee@Uji on November 8th(@^^)/~~~

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31th TEDee@京大吉田

最近寒いですね。熱燗梅酒を飲みたいまっきーです。

今回のTEDeeはハロウィンと被ったのでみなさんいらっしゃるか心配でしたが、9人でディスカッションしました!


Rory Sutherland: Life lessons from an ad man



Engineers, medical people, scientific people, have an obsession with solving the problems of reality, when actually … once you reach a basic level of wealth in society, most problems are actually problems of perception.” 


ものの質を一切変えずに、人の感性に訴えかけることで、その者の質がよりよいものと錯覚させることについての話です。
例えばこのシリアル。



正方形のシリアルがダイアモンドになったことでより美味しくなった(本当は45度傾けただけですが)という宣伝方法です。
さすがにこれは消費者を錯覚させるようなものではありませんが…笑

まあでも何もないところからintangible valuesを生み出すことは生産者にとって利益追求をする上では大切なスキルです。

その一方で、それが行き過ぎると詐欺を招いてしまうことも考えられます。
例えば農学部の方がおっしゃっていたのですが、ローカル野菜が挙げられます。
ローカル野菜=安心というイメージから、健康に気を使う消費者は特にローカル野菜を買っていると思います。しかしながら、実はスーパー等の野菜とは異なり、ローカル野菜は農薬の使用等についての細かい規定がないため、実際消費者が想像するほど安心できる品物ではないそうです。
これもある意味intangible valueを生産者が生み出して消費者を錯覚に陥らせていると言えそうです。



Barry Schwartz: Our loss of wisdom


 


"Too many rules prevent accomlished jazz musicians from improvising.  And as a result, they lose their gifts, or worse, they stop playing all together.

...And the virtue I think we need above all others is practical wisdom, because it's what allows other virtues - honesty, kindness, courage and so on - to be displayed at the rght time and in the right way."


この方は名言が多すぎて、何を引用しようか迷います笑

他にも以下のTED Talkをされています。超おすすめです。
個人的にはpersuasive / informative / interesting 色々な要素を満たしているビデオだと思います!
http://www.ted.com/talks/barry_schwartz_on_the_paradox_of_choice.html
http://www.ted.com/talks/barry_schwartz_using_our_practical_wisdom.html


この内容ですが、人間はあまり法や規定に縛られすぎると、徳による柔軟な対応をしにくくなる、というものです。
あと利害や利益などのインセンティブが強すぎると、徳でもって誠意に対応したりする誠意が削がれてしまうこともあります。

法の規定が強すぎると反動で立法趣旨で期待していた秩序維持からかなり離れた結果になってしまうことは、校則が厳しい学校でいろいろ反抗している学生など例はいくつか見つかると思います。

しかしその逆で規定がないのもうまく機能しないことがあります。校則がない学校はまずあまりないでしょう。

議論していて印象的だったことは、「自由には責任が伴う」ことです。
責任をもった行動ができる集合体の中では、最低限のルールを設けて、徳を含めた自由な裁量を各人に委ねることができれば一番理想的だと思います。

京大はそう考えると自由な学校とはいいますが、責任をともった行動をとっているから秩序は保たれているのでしょうか・・・?
そういうことにしておきましょう。

来週も水曜にTEDeeやります!みなさんぜひぜひご参加ください。
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